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展開する罠デッキ!?ダイノルフィア徹底解説

こんにちは、ワイスです。
相手が発動する手札誘発で負けるのが嫌で、しばらくは【エルドリッチ】や【ダイノルフィア】を使ってますが、このデッキはめちゃくちゃ面白いです。初めて使った時は「もうLP500しかないよ...負ける...」でしたが、慣れてくると「こっちLP1000もあるのか。エンドフェイズにレクスターム効果使って減らそ。」になります。慣れって怖いですね。

【ダイノルフィア】にはいくつか型があり、純ダイノルフィア烙印ダイノルフィア覇王ダイノルフィアがあります。(他にもドラグマ、ジェネレイド採用とか)
自分は上の3つどれも使ったことがあり、csの予選を通過できたのでポテンシャルはあります。
今期csにダイノルフィアで5回出場して、4回決勝トーナメントまで上がれているので、しっかり使えば勝率は高く維持できると思います。その後の1勝がほんと遠くて。。。いつか絶対優勝します!!
(上がれなかった1回は予選LLと竜輝巧の超厄日でした。)

こちらの動画に出ているので、是非観てください。
解説がめーちゃくちゃ参考になります。


【ダイノルフィア構築】

【恐竜】に縁があり、どうしても《化石調査》を使いたくて調整なしで持ち込みました。予選4回戦全スト絶頂スタート。
メリットは手札誘発を多く採用でき、相手の行動を妨害して戦いやすくします。ネクストプレイ杯様の動画で解説しているので是非。
デメリットらしいデメリットはなく、無難な構築です。他にエクストラデッキにレベル7や9シンクロモンスターを採用できたり、環境に適応できる柔軟性は抜群です。

決勝トーナメントは【竜輝巧】に負け。かなり苦手なデッキなので仕方なしといったところ。対人を全くしてなかった故、サイドデッキの甘さに反省です。



2/19朝霞杯  ※当日萎えてたためツイ消ししました。

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先日の負けから【竜輝巧】【ふわんだりぃず】に有利な《超雷竜サンダードラゴン》を採用。純が好きなので、【ダイノルフィア】+【烙印】+【サンダードラゴン】のごちゃ混ぜデッキはかなり抵抗はありましたが、弱点を克服できる点では最高でした。《真炎竜ルベリオン》でリソースの回復&《ダイノルフィア》融合モンスターの融合召喚は強すぎで、攻め手が多くて豪快でした。
おかげで予選【ふわんだりぃず】に《超雷竜-サンダー・ドラゴン》を立てられて勝てました。
一方手札消費が激しく、《アルバスの落胤》《サンダー・ドラゴン》カード素引き事故で苦しみました。

決勝トーナメントは【デスピア勇者】に蹂躙されました。


2/19発売のHISTORY ARCHIVE COLLECTIONより、《覇王龍の魂》参戦。主な採用理由は対【勇者】。
もともとエクストラデッキの自由枠が5〜6枚あり、丁度《覇王龍ズァーク》関連が収まる具合でした。
汎用魔法カード《金満で謙虚な壺》《烙印融合》《ライトニング・ストーム》など発動機会は多く、魔法発動を牽制します。エクストラデッキ5枠の対価として十分な働きをしてくれます。
また《ダイノルフィア・レクスターム》《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》のモンスター効果発動不可&魔法・罠効果発動無効の盤面をつくることできます。
一方《増殖するG》はもちろん、《原始生命体ニビル》も直撃する始末なので、特殊召喚する数は検討しなくてはならないです。2戦目以降は《次元障壁》が重いのでスタンバイフェイズに発動するのか、メインフェイズに発動するかは慎重に判断せざるを得ません。
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》は《ダイノルフィア・レクスターム》と被る部分もあり、採用は見送りました。むしろ《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》にかなりの安心感があるので2枚採用したいくらいです。
また長らく愛用していた《化石調査》の採用を見送り、《金満で謙虚な壺》《強欲で謙虚な壺》の6枚採用にし、初動や手札誘発、メタカードを初手に引き込みやすくしました。

小ネタですが《覇王龍の魂》に名称ターン1がありません。《覇王龍の魂》を2枚引くと《覇王龍ズァーク》が2体特殊召喚できます。

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相手が魔法カードを発動してしまうと、画像のようになってしまいます。あとは腕を組んで眺めるだけです。
最高に気持ちいいです。

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『『『ボスラッシュ!!』』』

これがカード2枚から作られる盤面なんて信じられん。
(《エクシーズ・ドラゴン》はモンスターゾーンに置けない場合もあるので不採用)


決勝トーナメントは【竜輝巧】に負け。悔しい。
翌週の太陽csにもほぼ同じ構築を使い、対【捕食植物】の《烙印追放》に負け。勉強になった。


【プレイで意識していること】

①《ダイノルフィア・ドメイン》と《ダイノルフィア・フレンジー》の2枚を伏せる。
→《増殖するG》発動されても1ドローで《ダイノルフィア・ケントレギナ》《ダイノルフィア・レクスターム》を融合召喚。LP2000なので《氷剣竜ミラジェイド》は無力。伏せに《ダイノルフィア・ブルート》がある場合、《ダイノルフィア・ケントレギナ》で墓地でコピーする場合もあるので《ダイノルフィア・ドメイン》を発動しないプレイもある。
→《灰流うらら》を発動されても《ダイノルフィア・ケントレギナ》が融合召喚し、②効果で《ダイノルフィア・レクスターム》も融合召喚できLP1000にできる。
→《騎竜ドラコバック》を発動されても《ダイノルフィア・ドメイン》をチェーン発動し、新たに《ダイノルフィア・レクスターム》を融合召喚して回避できる。

②《ダイノルフィア・ブルート》を伏せる。
→《虚無空間》や1枚初動を破壊するため。またエンドフェイズに妨害を破壊して、ワンキルを通しやすくする。
能動的に《ダイノルフィア》モンスターを破壊できるので、後続も確保できるので心配ありません。

③《覇王龍ズァーク》は攻撃表示で特殊召喚する。
→《幻影騎士団ブレイクソード》《竜輝巧ファフμβ'》の攻撃からの《天霆號アーゼウス》は許しません。csで何度かこの場面に遭遇してヒヤヒヤしました(動画にもその醜態が残っています)。攻撃表示が無難です。LP3000以下で《ダイノルフィア・レクスターム》が横にいれば大丈夫ですが、《ダイノルフィア・フレンジー》などに《灰流うらら》をもらうと一掃されてしまいます。
→《ライトニング・ストーム》の「攻撃表示モンスターを破壊」を選択されるとダルいですが、《覇王龍ズァーク》を破壊させてPゾーンに置いて妨害をつくるか、《覇王龍の魂》②より《フュージョン・ドラゴン》《シンクロ・ドラゴン》《ペンデュラム・ドラゴン》を守備表示で特殊召喚するか選べます。後者は《天霆號アーゼウス》の裏目が怖いです。
他にも《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》は《サクリファイス・アニマ》を避けられるのでエクストラモンスターゾーンの真下に特殊召喚したり、《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》の融合素材になっても良いよう《ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》をエクストラモンスターゾーンに特殊召喚したりですかね。

④《ダイノルフィア・ステルスべギア》を大事に使う。
→【ダイノルフィア】は高打点がたくさん並び、しょっちゅう相手のLPが1000以下になることがあります。そんな時《ダイノルフィア・ステルスべギア》でトドメをさす用に1枚は残したいです。
《ダイノルフィア・フレンジー》の融合素材は1回目は《ダイノルフィア・ステルスべギア》。2回目は《ダイノルフィア・ケントレギナ》が良いです。ライフが詰められ、《墓穴の指名者》をケアする場合は《ダイノルフィア・ステルスべギア》を融合素材にしないこともできますね。


【環境デッキとの相性】

対【デスピア】 6:4有利

《氷剣竜ミラジェイド》が直撃するデッキではないので十分戦えます。が、《騎竜ドラコバック》《烙印追放》がとてもつらいです。《赫灼竜マスカレイド》融合召喚も序盤からこちらの動きを減らしてきたり、バトルフェイズに《ダイノルフィア・レクスターム》の効果を使用した後に自身の②で特殊召喚し、ATK2500で《ダイノルフィア・テリジア》に攻撃宣言すると負けるので細心の注意が必要です。


対【エルドリッチ】 7:3有利

【烙印】入りも《群雄割拠》《御前試合》も直撃してゲームエンドではないので有利。《黄金郷エルドリッチ》《黄金郷のコンキスタドール》でこちらの盤面を削られ続けると苦しいが、意識するとなんとでもなる気がします。


対【天威】 5:5(微有利?)

《ダイノルフィア・レクスターム》を融合召喚できるか、相手はそれを処理できるかのシンプルな要素に尽きます。こらちは豊富な手札誘発、《灰流うらら》を貫通できる構築であるので微有利判断。


対【竜輝巧】 1:9不利

《ダイノルフィア・レクスターム》が効かないので、勝ち筋が弱いです。初動の全てが「ライフを半分払って発動する。なので《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》で全て崩壊します。《天霆號アーゼウス》も無理。
手札誘発で止めて《サイコ・エンド・パニッシャー》で〆る方法も、手札誘発2枚引く前提なので難しいです。

対【ふわんだりぃず】 2:8不利

《ダイノルフィア・レクスターム》が効きづらく、また《ダイノルフィア・レクスターム》の融合召喚時には《ふわんだりぃず》モンスターを概ね召喚し尽くしているのでダメ。


対【LL】 1:9不利

【竜輝巧】同様、サイドデッキからメタカードを投入しまくります。


他はモンスター効果主体のデッキは7:3有利だと思います。《ダイノルフィア・レクスターム》最強なので。


【その他の採用・採用候補カード】

《インスペクト・ボーダー》

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こちらの展開を阻害することなく、《ダイノルフィア・ケントレギナ》《ダイノルフィア・レクスターム》を通します。対【竜輝巧】【ふわんだりぃず】にも有効。
ただサイド戦からは《ライトニング・ストーム》の採用が見られるので難しいところ。召喚権被りが厳しい。


《ディメンション・アトラクター》

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相手先行1ターン目に効果を使い、自分後攻1ターン目まで効果は残ります。しかし【ダイノルフィア】の性質上自分後攻1ターン目に動くことはほとんどないので、効果を最大限相手だけに押し付けることができます。あとは《ダイノルフィア・レクスターム》で制圧すればいいので採用。


《A・O・Jサイクルリーダー》

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対【竜輝巧】。半端に止めても【ダイノルフィア】の性質上展開が遅いので、完全に相手の動きを止めるカードの採用が優先されます。レベル3チューナーなのでシンクロ素材としても優秀です。


《屋敷わらし》
《赫の烙印》《紅き血染めのエルドリクシル》《烙印追放》《サイコ・エンド・パニッシャー》のシンクロ素材など役割があるので採用圏内。


《化石調査》
ほぼ確実に初手に【ダイノルフィア】を引き、【ダイノルフィア】の動きを通すことを重要視した場合採用されます。素引きした《ダイノルフィア・ブルート》《ダイノルフィア・ソニック》の発動機会を増やすこともできますし、任意の《ダイノルフィア》罠カードにアクセスできますし、あと少しの打点要員としても機能してくれます。
ただ《強欲で謙虚な壺》の方が発動機会が多いので不採用。もう1種類手札に加えたい《ダイノルフィア》モンスターがいれば採用です。


《捕違い》

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対【竜輝巧】【ふわんだりぃず】。《手違い》でないのは《ライトニング・ストーム》で破壊されても効果が続くため。《金満で謙虚な壺》《強欲で謙虚な壺》が発動できなくなってしまうので注意。


《イタチの大暴発》

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発動タイミングが難しい罠版《原始生命体ニビル》。
《勇者トークン》《烈風の結界像》《アークネメシス・プロートス》など、処理しにくいモンスターをしてくれます。ただ自分もあまり上手く発動したことがなく、机上ではそれなりの強さなので採用したりしなかったりの繰り返しです。
横展開された後のETEDにも一矢報いてくれる可能性あるカードでもあります。


《強制脱出装置》
《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》、ミラーの処理札として優秀。通常罠は2枚以上採用すれば《トラップトリック》でアクセスできるので実質5枚採用になります。


《ダイノルフィア・アラート》

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《氷剣竜ミラジェイド》③効果で《ダイノルフィア》融合モンスターが破壊されても、墓地の《ダイノルフィア・テリジア》を特殊召喚して効果でセットします。
デッキのリソースを1枚も減らさず、自分ターンに再び《ダイノルフィア・ケントレギナ》《ダイノルフィア・レクスターム》が並びます。特殊召喚したターンにそのモンスターは攻撃宣言ができないので、相手ターンに《ダイノルフィア・ディプロス》①効果で墓地へ送り、《ダイノルフィア・ケントレギナ》②効果でコピーしたりします。


《やぶ蛇》

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《ライトニング・ストーム》による対抗手段。
元来《ライトニング・ストーム》が直撃して負ける試合は少ないのですが、こちらの伏せている罠がなくなると相手は見えてる妨害で戦うことになり、こちらは不利な戦いを強いられます。そこで1枚でも妨害を残せるカードとして採用圏内です。《ライトニング・ストーム》発動にチェーンして《トラップトリック》発動は芸術。
《やぶ蛇》の特殊召喚モンスター候補↓↓

☆《ダイノルフィア・ケントレギナ》
《灰流うらら》で発動できなかった《ダイノルフィア・ドメイン》《ダイノルフィア・フレンジー》をコピーし、何事も無かったかのように展開する。

☆《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》

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横に《ダイノルフィア・レクスターム》が特殊召喚できる場合の選択肢。モンスター効果発動不可&魔法・罠効果発動無効の盤面を目指します。
②で《騎竜ドラコバック》を無効にしたり、①の超耐久効果でなかなか場を離れません。デッキのエースです。


《群雄割拠》《御前試合》
後手からでも強いカードで、よく【エルドリッチ】に採用されています。《覇王龍の魂》採用や、このデッキの苦手な【竜輝巧】【ふわんだりぃず】にあまり効かないので今回は不採用。


《虚無空間》
このカードは本当に難しく、《氷剣竜ミラジェイド》《虚無空間》で勝ち!のように先行制圧にトドメを加える時にこのカードは輝きます。【ダイノルフィア】の「カードを伏せて、相手のターンに行動する」性質との相性はあまり期待できません。例えば《烙印融合》発動された時、チェーン2《虚無空間》発動。チェーン3《ダイノルフィア・フレンジー》。《虚無空間》の適応される前に《ダイノルフィア・ケントレギナ》を融合召喚し、《烙印融合》を《虚無空間》で不発にすることができます。そして《ダイノルフィア・フレンジー》が墓地へ送られたことにより《虚無空間》が破壊され、《ダイノルフィア・レクスターム》を融合召喚することができます。これでは1度しか特殊召喚を止めることができません。それでも十分強いカードなのですが、こちらはいくらモンスターを特殊召喚しても《ダイノルフィア・レクスターム》が処理できなければ勝ちなので、採用するか難しいです。いっそのこと禁止になれ。


《ダイノルフィア・ソニック》
だいたい《ダイノルフィア・ブルート》でいいやん。と思ってましたが《禁じられた一滴》《拮抗勝負》の回答として安心感があります。


《スターヴ・ヴェノム・プレデター・フュージョン・ドラゴン》

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《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》との差別化点は「ATKが3001以上」の点のみです。
《真炎竜ルベリオン》《フルール・ド・バロネス》
《天霆號アーゼウス》など、ATKが3001以上を必要とする場面があり、それを満たせるのがこのカードでした。
《覇王龍の魂》を採用するとサイドデッキに《超融合》を無理なく採用できますね。


《転生炎獣アルミラージ》

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先行1ターン目《ダイノルフィア・ディプロス》通常召喚に意味が持てます。《ダイノルフィア・ケントレギナ》に破壊耐性を付与し、《ダイノルフィア・レクスターム》を効果破壊する《氷剣竜ミラジェイド》《黄金郷のコンキスタドール》に耐性をつけることもできます。
《強欲で謙虚な壺》を発動するとリンク召喚できなくなるので注意。1ターン目にリンク召喚できなければ《金満で謙虚な壺》のコストとして除外します。


【最後に】

2022年4月改訂で【ダイノルフィア】の規制はないと思うので、暫くはこのデッキで楽しめると思います。

ここまで見てくださった方々、ありがとうございます。
最後に4月改訂でも使えそうな構築載せて終わります。
質問などあれば、お気軽にどうぞ。
ではノシ

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SPECIAL THANKS
サムネイル提供:しの様@Shino_NextPlay
動画提供:ネクストプレイ杯様@nextplay_
note構成参考:りゅーらん様@ryuran_n1204



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