自称進

私は地方都市で育ち、
・公立中
・公立高(自称進)
・都内私大
・会社員
という道を歩んでいるが、高校時代が圧倒的に最悪で、悪しき習慣が所々あった。
例えば、髪が少しでも耳にかかっていれば「ルールだから」「高校生らしい髪型に」と強制的に切られた。その結果、襟足や前髪が長く、耳だけ綺麗にくり抜かれた男子高校生が量産されており、歪な光景だった。今でもこの時代遅れの気持ち悪いルールは続いているのだろうか・・・。

この自称進の教諭陣は「国公立大学の合格者数」ばかりに関心があった。高1の担任には当時の希望進路に対して「お前には無理」と進路変更を促され、高3の担任には私大しか受けないと伝えると「受験は団体戦」「意識が低い」などと言われて嫌な気分になった。
センター試験後の三者面談では3教科で受験可能な聞いたこともない公立大学の受験を勧めてきたので、親もさすがに笑っていた。国公立大学の合格者数をKPIに設定されているのか?
日頃のボロが出たのか、下の世代で私大の推薦入試を教師が無下にしたことがニュースになった。本当に気持ちが悪い集団だった。

地方の多くの親達は公立中高→地元国立大というルートを望んでいるが「授業だけ聞いておけば大丈夫」と言う自称進学校の根拠のない話に騙され、結局はFランクの大学へ進学した同級生が山ほどいた。
自称進は世間が思っている以上にレベルが低い。雰囲気が悪い。地方都市で教育を考えるならならばトップ校以外は基本的に高専に行った方が良い。子ども達には良い教育環境のなかで有意義な学生生活を送って欲しい。

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