思考の呈示 あるいは書くタイプの自慰行為


はじめに

木原と申します。
Twitterでは「今日だけで80L射精したせいで干からびた」「世界アンビリーバボーまた来週」みたいなことばかり言ってまともな文章を推敲する能力が皆無になったので開設しました。最後に頭使ってまともな文章を書いたのは卒業論文まで遡ります。これはいけない。

文章を書けるポテンシャルはあるのに何もせず日々を過ごすのはいかがなものかな、という気持ちを抱いたまではいいものの頻繁に更新する気はそこまでなかったり。

すること

・読んだ本について
・SNSに書くようなもんでもないけどどこかに放流したい考え
・批判的な側面から見たコンテンツの捉え方について

なんかは少し書こうかな、と思っています。
批判的な~~なんて長いこと書いてますが端的に言ってしまえば
俺はこういう理由でこのコンテンツが苦手!以上!!!
だとか
「ヒサ、これ流行ってるみたいだけど何がいいのかサッパリわかんねンだわ」
みたいなよく言えば批評、悪く言えば老の害(十両)ムーブをする予定ではあります。当該コンテンツをコケにするために書くのではなくあくまで思考の分析が目的ですが。
アンチや対立煽りが跳梁跋扈しているせいで苦手を語れる場所は本当に少なくなりましたね。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ Poisson

ポワソンおよびポアソンポワッソンポアッソン (Poisson)は、フランス語の地名、姓。「魚」を意味する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AF%E3%82%BD%E3%83%B3


コンテンツの作成者に敬意を払いつつ、それはそれとして場合によってはnot for me(オレ向きではない)の精神も持ちつつ。


エ、エンジョイ&エキサイティング!



書くタイプの自慰行為、というのは言い得て妙なのかなと。とっ散らかってる上に文の構成も常体敬体もめちゃくちゃ。でもそれがいい。みたいな。
自身の思考を文面として世に出すのにやや抵抗がある人間なので気まぐれで爆破する可能性はあります。

あとは身も蓋もないことを言ってしまえばおそらく今後の方針として本noteは今井 信治著「オタク文化と宗教の臨界」の二番煎じになると思います。
こちらはオタク文化・宗教文化を知らない人に向けて製本された易しい博士論文です。コミックマーケットや鷲宮神社、Wired(lain)などある程度の基礎知識があるならやや物足りない内容ではありますが。
宗教学の第一人者の方がオタク文化と絡めた内容で製本化しているので貴重な史料として読ませていただきました。Serial experiments lainのアニメ版を視聴後本書を読破したのですが宗教学の知見を活かした独自の解釈を展開しており見ごたえあり。
鷲宮神社(らき☆すたのモデルになった神社)の痛絵馬がどこに飾られているのか数年実地調査していたのには執念を感じました。冬になると願掛けの受験生の絵馬が多くなる、毎年痛絵馬は端のほうにひっそり飾られている、キャラクターの誕生日に合わせて描かれた痛絵馬が多い(特に柊姉妹)など。

余談ですがこの本を貸した知人が失踪してはや1年が経とうとしています。
彼は今どこで何を?


おわりに

noteが出てきたときは「ブログサービスなんて星のようにあるしこんなサービスすぐ潰れるだろ」と思ってましたが利用する側になるとは人生何があるかわかりませんね。
若いころは穿った見方をしていたり決めつけで物事を認識していたきらいがあるのでもう少しフラットな評価軸を持ちたいです。


それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?