社会保険審査官への謁見
審査請求をするにあたってはいきなり審査請求書を提出するものではないらしい。制度上は可能だけど、やってほしくはない雰囲気が随所に滲み出ている。
審査請求書の提出先は行政書士試験で勉強した通りなら厚生労働大臣。だけど、厚生労働大臣がそんな障害年金に対する審査請求をいちいち相手にするわけがない。というわけでその相手をする人がいる。それが社会保険審査官ということになっている。
社会保険審査官とは
社会保険審査官(しゃかいほけんしんさかん)とは、社会保険審査官及び社会保険審査会法(社審法)に基づいて設置された官職である。厚生労働省職員の中から厚生労働大臣によって任命される。
Wikipediaによるとこういう人らしい。そしてこの人に審査請求をするためには保険者(日本年金機構)に話を聞けと説明がある。
そうしろ、と言われたらそうするしかない。この感じ、とてつもない既視感がある。
うん、ドラクエだ、これ。
魔王を倒す!→そのためには伝説の武器が必要!→伝説の武器の入手にはそれを守るボスを倒さなければいけない・・・
審査請求をする!→審査請求をするには社会保険審査官に審査請求書を提出しなければいけない→審査請求書を提出するには日本年金機構に話を聞かなくてはいけない→日本年金機構に話を聞くにはアポを取らなくてはいけない→アポを取るには予約専用ダイヤルにかける必要がある→予約専用ダイヤルを利用するには日本年金機構に話を聞く必要がある→10日以上先まで予約埋まってます
日本年金機構に話聞くタスクが2回あるんですけど・・・。
とりあえずアポは取った。審査請求がしたいって人がこれをみたら何から始めればいいのかわかるのだろうか?個人的には社労士に相談することを勧める。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?