サイクルの周期は加速しているし、ほとんど流れるように生きている

時間の流れもまた変化している。第一の時代には、仕事はまとめて行なうバッチ方式だった。
請求書は毎月。税金は毎年同じ月に。電話の請求書は30日分まとめて。いろいろなものを積み上げておき、まとめて束にして処理していた。

そして次の段階ではウェブが登場して、すぐにすべてのことがその日のうちに行なわれるのが当たり前になった。銀行からお金を引き出すと、それは月末ではなく、その日のうちに口座の差引額として計上される。メールを送ったらその返事は同日中に来るはずで、昔の郵便のように2週間後ということはない。生活のサイクルは、バッチ方式から日々の単位に変わった。これは大きな変化だ。期待される時間軸があまりに早く変わったので、多くの組織がついていけなくなった。書き込みが必要な書類が送られてくるのを待つという行為をもはや人々は我慢できなくなったーその日にすぐできないのなら、もう結構というわけだ。

いまや第三段階に入ると、1日単位からリアルタイムへと変わっていった。誰かにメッセージを送ったらすぐに返してほしいと思うようになった。もしお金を払ったら、口座の残高はその時点で精算されるべきだ。医療検査の結果は、なぜいますぐではなくて何日もかかるのか。学校でのテストは、なぜ結果をすぐに出してくれないのか。ニュースだったら、1時間前の出来事じゃなくていまこの瞬間に起きていることを知りたいと望むようになった。リアルタイムに起きていないことは、存在しないも同然なのだ。その当然の結果としてーかつとても重要な点はーリアルタイムで処理するには、すべては流れていかなくてはならない。

ケヴィン・ケリー 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』


一度加速度マックスな生き方に身を置くか!


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