エルデシュ 008




エルデシュは多くの友人たちよりも長生きし、つらいことにそうした友人たちの幾人かが正気を失うところを見てきた。エルデシュのカレッジ時代の論文指導教授であり、ハンガリー有数の数学者、レオポルド・フェイエールは三十歳にして燃えつきた。「まだまだいい仕事をしていたのに、新しい重要なアイデアが枯渇してしまったと本人は思いこんでしまったんだ。

ポール・ホフマン『放浪の天才数学者エンデシュ』、訳平石律子、株式会社草思社、2000年、17ページより引用


エルデシュの数学に対するアプローチを彼の取り組みにも再現する。

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