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誰もが知りたいみたいだから、冷却期間期間のこと。

「冷却期間はどれくらい取ればいいですか?」
よく聞かれます。
正直な答えは
「んーそんな事は人による。わからん」
です。

冷却期間の定義をまず設定しておきますね。
別れてから次に復縁したい相手に連絡するなり、アクションするまで、おとなしく存在を消し、まるで死んだかの様にしている期間とします。

はじめ冷却期間という言葉を聞いた時は意味がわからなくて、復縁ブログを読み漁ったところ、ほとんどのブログで推奨していました。

どんな別れ方にしても、そりゃ別れた翌日に
「元気ー?」なんてきたら普通にウザい。
別れたばかりで疲れてるから、放っておいてくれ。
そして昨日の今日ではあたりまえに元気です、お前のせいで疲れてるけどな、と心で思って既読スルーするでしょう。

「自分が悪かった。whoの気持ちを考えられずうんちゃらかんちゃら。変わるからやり直したい」
なんてきたら、やり直す気ないから昨日別れたんですわ。
しかも同じ事何回謝るの?
謝られたら許さなきゃいけないの?
ほんとしつこい。
変わるからじゃなくて、変わってから言え。
お前の言葉にもはや信用などない。
と、心で思って既読スルーするでしょう。

あまりにしつこければ、そっとブロックします。

冷却期間はこの様に思われないための期間、という事でよろしいでしょうか?
よろしいという事で、お話を進めさせてもらいます。

心の中のセリフに答えはあるのですが、冷却期間の目的は

○別れたばかりで何事もなかった様に振る舞われるとウザい。
○同じ話を何回もしたくない。
○謝り続けられると、許さなきゃいけないの?と腹が立つ。
○面倒くさいし、しつこい。
変わってから言ってくれ。現時点でもはや信用などない。

このように思われないためですよね。
復縁したいのに嫌われたら、復縁からは遠ざかります。
どうせ既読スルーかブロックですし、望んだ答えを出してもらえる事も難しいですし。

時間をあけて、気持ちを落ち着かせてもらうための期間は必要だと思います。
2日〜1週間もあれば、気持ちなど落ち着きます。

ちょっとしたすれ違いや、しょうもないケンカだったら、この程度の期間で
「自分も悪かったところあったしな」
と冷静になれますし、まいっかとなります。

冷却期間の長さは、
どの様な密度のお付き合いをしていたか×別れに至った理由×相手の性格や感情×相手の年齢、状況
=冷却期間の長さ


なので当たり前に色々な情報や状況、相手の性格や行動などを知らないと
「何ヶ月ですよー」
なんて言えませんし、そんな無責任な事は言いたくありません。

まず、変わってから言ってくれ状態の人。
自分が変わらないと受け入れてもらえない状況なら、冷却期間はあなたがしっかり変わるまでです。

自己改善が完了するまでなんですが、それも人により期間が違います。
例えば3キロ太った人と20キロ太った人が、元の体重に戻るまでの期間は当然違いますよね。
どんなダイエット方法をするか、どれくらい真剣に取り組むかにもよりますよね。

自己改善も同じで、改善点の程度がどれだけ深刻か?
きちんとした方向性でやっているか?
どれくらい本気で取り組んでいるか?
それによって完了するまでの期間は変わります。

たった3キロでもダラダラと間違った方向でやれば時間はかかりますし、20キロでも食事制限して運動して、人や化学の力を借りれば早く落とす事もできちゃいます。
自己改善も同じです。


じゃあ冷却期間って、自分が変わるまで取ればいいのか!となると、それもまた違うんですよね。
あなたが変わるまで、相手が待っていてくれるとは限りません。
そもそも相手からしたら、別れた相手が何やってるのかなんて知りませんし、待つほど好きならあちらから連絡がきてもう復縁できています。

相手の年齢や状況を要素に入れた理由ですが、今はSNSやマッチングアプリの普及で、新しい異性といくらでも知り合えるから。
新しい恋愛の展開がものすごく早いです。
この傾向は、20代あたりの若年層によく見られる。

あと、適齢期で結婚願望のある人。
子供を産む時期を逆算していたり、絶対に結婚したいと考えている人は動きが早い。
相席屋や婚活アプリ、結婚相談所など、出会いを求めて動く可能性が高いです。
そして婚活は目的が同じなので、やはり展開が早い。


だからと言って焦って連絡などしようものなら、心のセリフを言われてしまいます。
そっとブロックもありえます。

冷却期間は
どの様な密度のお付き合いをしていたか×別れに至った理由×相手の性格や感情×相手の年齢、状況
=冷却期間の長さ

この数式を分析して真剣に考えて、なおかつ動きの早い恋愛をするカテゴリーに相手が属しているか?や、相手の性格や反応を見る事で、初めて「これくらいですかね?」って言えるんですよね。
簡単に答えなんて出せませんよ。
それだって、絶対的な正解ではありません。

自己改善が終わるまで冷却期間をやっていたら、相手に他の相手ができてしまう可能性が高ければ、自己改善を進めながら、連絡を取る必要があります。
まだ自己改善が完了していないから心もとないけど、相手には相手の時間軸があるから、自分都合だけでというわけにもいきません。

冷却期間とは、長く取ればいいわけではないし、だからと言って焦っていけば最悪嫌われますし、変わっていなきゃ意味ないですし、遅すぎると他の相手ができている可能性が上がるので、適切に取らなければいけないんですよね。

すごく難しい問題なので、少し話を聞いて簡単に「これくらいです」って言える人はエスパーだと思っています。
予知能力羨ましいな。


目的は冷却期間をどれくらい取ればいいか?ではなく、復縁する事でしたよね。
復縁するにはさまざまな要素が掛け合わさる事になるので、誰にでも当てはまる事などありません。
だからこそ、自分に合った期間を真剣に考えなければいけない。
依頼者さんとは一緒に考えますが、イレギュラーな事も度々起こります。
変更したり、再検討は当たり前です。
相手も感情のある生きている人間なので、ここだ!というところがわかった時には、冷却期間は即終了という事もあるし。

そして冷却期間は辛いです。
普段よりも時間が長く感じるだろうし、自己改善もきついです。
でもその先に出口があると信じて進むしかないですし、いつか必ず出られます。
結果は色々な要因が重なるのでわかりませんけど。
エスパーいいな。


これが冷却期間問題においてのわたしの答えです。
なんかふんわりしててすいません。
だけどこれが事実なんですよね。
エスパーになりたい。

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