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【プロセカ石禁 155回目】「OVER RAD SQUAD!!」感想
みなさんこんにちは。WBです。
「プロセカ全国統一テスト」の一次試験の結果が出ました。結構難しかったですね。自分は受けていませんが、受けていても落ちたと思います。
X で見た感じ、1000人ほどの方が一次試験を突破したようです。2次試験は上位10名が最終試験の番組収録に参加、上位50名までがゲーム内称号獲得なので、これらを目指して頑張る感じですね。
では、今日の内容です。
「OVER RAD SQUAD!!」イベスト感想
7/7(日)に終了したビビバス箱イベの感想を書いていきます。
※ネタバレ大量にあります。
このイベントが発表されるまで、ビビバスがここでRAD WEEKENDを超えるとは思わなかったですね。イベストバナーが出たときにもしかして… とは思いましたが、5話を見終わるまで半信半疑でした。こはねちゃんが与えられた課題を頑張ってクリアする話かと思いました。
最初の課題をクリアするきっかけは、杏ちゃんからの挑戦でした。いきなり「Whip the wimp girl!!」のバナー絵が出てきて少しびっくりしました。
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ただ、これだけだとイベストとして少し弱いな、と思いました。普通のイベストでは、メインキャラが何かしら課題にぶつかり、悩み、努力し、バチャシンからヒントをもらいつつ突破する形式が多いです。今回の最初の課題は、杏ちゃんが一方的にこはねちゃんに発破をかけ、こはねちゃんが心を燃え上がらせて突破した感じなので、完全に受け身なんですよね。
思うにこれが独立したイベストにならなかった理由ですね。「Whip the wimp girl!!」イベントのサイストみたいな位置づけだと思います。メインは白石杏のままです。これが後々ひっくり返されますが… 。
こはねちゃんの成長の描写がすごいな~と思いつつ、6話を見始めると「RAD WEEKENDを超える」イベントが始まってしまいます。えっ… もう? 新は?
遠野新。「Light Up the Fire 」イベストでコテンパテンにされ、街を去った孤高の(と見せかけて相棒がいる)歌手。「Kick it up a notch」イベストでビビバスと共にサードイベントを成功させた大切な仲間。彼がいないと成功しないのでは? やはり今回はRAD WEEKENDを超えられないのか… 。
と思っていたら土壇場で出てきました。
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今回のイベストで自分が唯一ケチをつけるとしたら、ここですね。今回のイベントはビビバス達にとってRAD WEEKEND超えを目論む最重要なイベントです。そのために特訓し、宣伝し、あまり描写はありませんがセトリや会場設営も気合いを入れて組み上げたはず。もちろん、遠野新なしでなんとかする構成だったはずです。その後に当日、かつての仲間とはいえ今まで連絡のとれなかった彼がいきなり来て、イベントに参加させられるか、というと… 自分だったら参加させられないですね。リスクが大きすぎる。今まで練習していたのか、どんな曲なのか、このイベントの構成にフィットしたパフォーマンスなのか、曲が増えるが観客のスタミナが持つのか… 等々。
ただ、自分がこう思うのは汚い大人だからだと思います。ビビバスは若いし、想いが通じ合っていればなんとかなる! 何せ、自分が先に書いた通り、遠野新がいなければ成功はありえないのだから… という訳でビビバスはあっさり彼をステージに通します。
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ちなみに、彼が土壇場で参加を決意した理由はとてもエモいです。冬弥が颯真から曲作りを学び、颯真が新のために曲を完成させ、それを聴いた新が決意したという流れ。これまでのストーリーの積み上げが彼をここまで導きました。RAD WEEKENDにあった、特別な人を想う気持ちという要素が、新が参加することで満たされます。これでパズルのピースが揃いましたね。
そして大トリにビビバスが出演する際、ステージにこはねちゃんを送り出すビビミク。良かったですね。ここはもう言う事もないです。
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ビビバスの歌唱が始まり、ここぞというところでこはねちゃんのターン。
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この描写、ある意味定番なのですが、とても良かったです… 。定番というのは、おそらく同じような体験をした人が多いからです。アスリートの間では「ゾーンに入る」という表現が使われますね。
少し自分語りになりますが、自分WBも一度だけ、あるスポーツの大会で同じような体験をしました。
自分のやるべき行動が明確になっている
この瞬間に行動しなければならない
自分の行動が最後の結果を決める
最後の結果はこれまでの努力の集大成であり、最重要なものである
みたいな条件がそろったときに、自分WBもゾーンに入りました。そうすると、観客の歓声など、無駄なノイズが一切聞こえなくなります。視界も非常にクリアになり、目に入るのはボールと、試合設備やライン、そして相手の選手だけになりました。それだけの必要な情報が解像度高く脳に入ってきて、一瞬が引き延ばされたような不思議な感覚に陥りました。
さて、今回はこはねちゃんがゾーンに入ったんですね。その際に彼女が見たのは、観客一人ひとりの顔です。それが彼女にとって、必要な行動を起こすために必要な要素だったということです。観客一人ひとりの顔が解像度高く彼女の脳に入ってきて、適切に処理され、必要な行動に落とし込まれる一連の動きを追体験できました。めちゃくちゃ熱いですね。もしかしたらゾーンに入った経験がある人には、より熱く感じるかもしれません。
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よく見ると短い間にすごい量の独白と、自分のエゴに気づくという大きな論理的帰結にたどり着いていました。すべてを理解したこはねちゃん、強すぎる… 。
そしてビビバスはRAD WEEKENDを超えて、凪さんの夢の先に行きます。めでたし、めでたし。最終回みたいな終わり方でしたね。ゲームの性質上、ビビバスの物語は続きますが、これ以上の熱いイベストが今後出て来るのか、少し不安になるレベルでした。
本日の内容は以上です。では、また。
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