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☆白い魔法使いからのお手紙☆ 2020.4.23~牡牛座新月のあなたへ~

皆様、いかがお過ごしですか?

この新月「現実って何だろう?」「今まで現実と思ってきたことって一体何だったのだろう?」という疑問がピークまで高まり、パッと弾けるような雰囲気を感じます。「分からないなりに前を向く」「今打ち出せること全てを兎に角打ち出す」「もう、これしか捧げられるものはない」というような「最後の1つ」「とっておきの1つ」を打ち出されてゆく新月です。自分自身が動けなくても、役立てないなあ・・という想いを抱えていたとしても、どこか遠くのほうでそれらの想いや気持ち、重なり合う技術や智恵により、打ち出せれてゆきます。自分自身の手によって夢が現実化するわけではないかも知れないけれど・・それでもまさか生きてるうちにこんな現場に立ち会えるなんて・・というようなこともあるかも知れません。それが健やかな未来の為の出来事であるように・・と、この新月前の時間少しでも想いを馳せることが出来たなら・・アウトプット・放出・打ち出される方向性が変化してくる可能性もあります。現実的に声をあげてゆくことも大事なことですし、また素朴な祈りを繰り返してみることも、ご自身の体にフォーカスしてみることも、全てがどんな些細な日常の営みもフィードバックに関わってくる、ということを知る新月にもなりそうです。

今までもその「とっておきの1つ」のことを意識したことはあると思います。でも出し渋ってきた「今じゃないな・・」とか理由をつけながら。でも一体いつその秘密兵器を繰り出すつもりなの?と問いかけてみると何だか虚しい、とっておきと思っているけれどイザという時にそれを速やかに繰り出せるか?と言われたら・・実はやったことがないので分からない・・そういうことってあると思います。秘密にしておきたいこと、まだ皆に披露したくない何か・・それはあなたの才能に関わる何かであったり、努力して蓄えてきた財産であったり、知識であったりするかも知れません。秘密にしておきたいという気持ちは誰にでもあるものです。それによって何かしら享受されてきたものがあるわけですし、人には理解できないような努力もしてきたものである可能性もありますから。今まであなたの人生を深め、探求に導き、人と共有できない時も孤独を埋めてくれ良きパートナーのような「秘密にしておきたいもの」・・それらが「あなたのもの」という枠から解き放たれたがっているようにこの新月ではソワソワし始めるかも知れません。

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あなたの意思によってそれらが解き放たれる、というよりも、それら「とっておきの1つ」のほうが意思をもって飛び出してゆくような不思議なかんじです。

秘密だと思っていたこと・まだ人に知られたくないと思っているアイデア・これだけは私の宝物、絶対に人になんて譲りたくない、そう思ってきたもの・・大事なものはどうやら今の時代に必要なものなのだと思います。必要です、という要求に応えるような現実的な形をとって、あなたが最も大切に扱ってきた「とっておきの1つ」は具現化してきます。いつ使うか分からない・自分が生きている間にはこの想いや考えが現実化することはないだろう・・と不思議と諦めていたようなことが正に現実となってこの新月を境目にまるでマジックショーを眺めているかのように目の前に顕れてくる可能性を秘めています。自分の為に・・と取って置いた「とっておき」は、誰かの為に開示され、夢物語だけで済まされることなく、現実を助けるために立ち顕れるようです。

勿論あなたの意思でそれを解き放つことも可能です。「今だからこそ役立つ」そういうものを皆さんはそもそも素質として持っている、ということは今までの世界ならば「またまた~上手いこと言うなあ!」と思われてきたかも知れません。「今」の為に役立つ為に生きている、それが生きている者の役割である以上、やはり誰しもが「今すぐに役立つ才能を元々持っている」ということは当然のこと。それは何も褒めそやしているわけでもなく、当然のこととして伝えられてきた「永続可能にする為の法則」というだけです。私たちはそもそも「世界に役立つ為・貢献する為のピースである」「継続させてゆく為に必要な才能を一人一人が有している」ということを、この新月は静かに静かに訴えかけています。

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自分自身が意図したことであろうと、そうでなかろうと、どちらも同じ熱量が感じられます。ずっとずっと思い描いていたこと、それも、具体的であろうと抽象的であろうと、全部ひっくるめたものが具現化する・・そういうある意味面白い現場に立ち合っている私たち。心の底で、内面で、内側で、お家の中で・・様々な言い方ができますが、今まで核なるものとして大事に扱ってきたものが社会や世界を通じて目で見えたり手で触れられたりする物質や、出来事として顕れ始めるアウトプットされる新月。

そのアウトプットを後押しした背景にも少し目を向けてみたいです。

私たちが目に見えたり触れられたりする現実化を受け取る可能性があると同時に、こんな背景があるはずです。

「もう1つの物語・対岸で起きているもう1つの現実」

こちら側の真実は知ろうとすることや、認めようとする意識がなければ「もう1つの物語」はなかったことにされてしまう可能性もあります。

「当然のこととして目の前の現実に挑む人たちがいる」ということ。

これがこの新月の「もう1つの側面」であり、「もう1つの現実」なのだと思います。知ろうとしなければ対岸の現実は歪んで見えてしまう、時には全く何も知らないまま時は過ぎて行ってしまう・・そういうことは今までにもきっと私も経験しているはずです。知らないまま終わっていったこと、そして今になっても気付きすらしないこと。自分が見たいように見てくることが甘く許されていたのだな・・と最近よく思います。

「もう1つの物語に気付くこと・知ろうとすること・認めること」それがもしかすると、あなたにとっての「とっておきの何か」に火を点け、あなたを、社会を、世界を動かして行く動機にすらなるかも知れません。そういう背景があるような気がしてなりません。

「もう1つの現実」それはもう才能や資質という言葉だけでは追いつかないほど過酷な現実であると思います。才能・・と言うと「いつも楽しくて、楽で、気分で休んでみたりできること」というふうに考えられがちですが、たぶんこの新月を過ぎると「才能って、ただ休むことなく絶え間なくずっと永久に心血を注ぎ込むことを辞めない・諦めない強さ」のことを言うんだな・・と共通理解が進むような気がします。諦めてはいけない・・そういうふうに感銘を受ける人もいるでしょう、まだ私は1%も出さずにここに生きてる・・と思う人もいるでしょう。反対側の世界で、外側の世界で、現実と向き合う人たちが今たくさん本当に生身の人間という体を持って攻防しておられます。「才能」や「とっておきの1つ」を全て注ぎ込んで、共に今という時間を生きています。

冒頭でこの新月は「今打ち出せるものを全て打ち出す」「もう、これしか捧げられるものはない」というものを浮かび上がらせ押し出す力がある、ということを書きました。待ったなしの状況の中にいる人たちにも平等に、この雰囲気が漂っているものだと考えるのなら・・もしも今あなたの身近に、もしもあなたが聞いた話の中にそういう方がいるのなら・・あなたはその人たちに対して何ができるのか?今すぐに考え始めましょう。ヒーローでもヒロインでもない、ただそういう状況の中で全力を尽くしている・・本当にこの新月多くの方がその想いに気付けるのではないか?と思います。

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この新月の太陽と月の配置は、肉体・魂・心が伴った人間である、ということそのものに対して希望を持ってほしい、あなたという人間の構造について不思議で魅力に満ちていて未だ味わったことのない領域も含めて、まだまだ可能性があるのだから・・と信じてほしい生きてその先を見てほしい・・そう言っているような気がします。また、あなた自身がそうした希望の人であるということも同時に感じ切れたらと思います。

可能性がありそうだ・・と見ていた部分はほんの僅かで、それすら望んでいた可能性なのかどうか?本当はどんな可能性がここから先にはあるはずなのか?期待どおりではなくても、それすら生きるということかも知れない・・だからこそ生きてみたい・・そう思えたなら・・と、この月のない夜空は語りかけているようです。広大で底なしで、真っ暗で、でも真新しい生まれる瞬間のような時間。

私たちはここから「所有」に関してとても敏感になってゆくと思います。肉体もそうですし、今までの在り方そのものが覆されてゆくかも知れません。「所有した気になっているもの」について見直しは避けて通れないでしょう。奉仕とは?献身とは?真摯さとは?あなたは何を所有していますか?

全て持っている、とも言えます。全て誰のものでもない、とも言えます。

そういう狭間に立っています。

ただ、希望を信じることを止めないでほしい・・そういう声なき声が行く先を、未来の時間の進む方向をただひたすらに後押ししているように思います。

どうぞ皆様お健やかに。

親愛なる全ての友へ。

幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋店主 白い魔法使い

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