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☆白い魔法使いからのお手紙☆  2020.6.21~蟹座新月のあなたへ~

皆様、いかがお過ごしですか? 暑くなりましたね。明日6/21の6:44に夏至をむかえ、その後15:41に蟹座0度(双子座30度)で新月。プラス日食。何だか眩暈がしそうな雰囲気・・と個人的には思っています(笑)何はともあれ、季節がここまで進んだなあ~という感慨深さと、今に集中すること、それから、まだ先はあるぞ!(長いぞ!)という長い目で見据えるスタンスを大事にしてゆくことを確認している今日この頃です。

それでは新月のお話へ。

キーワードがたくさんあります。

~「理解されたい」から「理解する」ほうへ完全にフォーカスが移動する~

「私は何をされたいか?」から「私は何をする?」とも言い換えることが出来ます。受動から能動へ。

面白いことに両極を知るということに繋がってゆきます。理解されたい、のは皆同じで、どうしても何かを欲しいと願う時「理解されたい」と思います。私のことを理解して・・と。私のことを知って・・と。そこから今度は「私は理解する」という方向へ転じるきっかけのような節目のような新月だと思います。

理解されたい気持ちに整理がつく何かがある新月。それは勇気というものとは少し違っていて「そうするしかないな」みたいな諦めにも似た何かのように思います。私のことを私が認めれば良かったんだ・・ただそれだけのことだったんだ・・という境地はもしかすると寂しく感じることかも知れませんね。誰か、とか、何か、とかがあるから頑張ってきたのに・・でも実は私の中に全部あったんだ・・と分かったら、たぶんそれは大きな理解であると同時に「今までって一体何だったんだ」というふうに感じるはずですから。目指すものや欲しいものが外側の世界にあったバージョンの世界ではいつでも夢心地だったわけです。それがいくら絶望や寂しさや悔しさだったとしても夢心地、その世界の中で生きていたら慣れ親しんだ主人公でいられた・・でも違う気がしてくる、そういう新月のように思います。

「そうするしかないんだ」というのはつまり「自分になってゆくしかないんだ、外側にあるわけではなく・・」そういうことだと思います。

理解されたかったのは何故なのか?それに纏わる感情というのはたぶん本当に大きな大きな力であなたの人生を引っ張り、リードしてきたものです。だから、それを失った時の喪失感というのは、光り輝いていた太陽が隠された時のような一時の喪失を体験するような、明るかった正しかったはずの世界が一瞬崩れてしまうような感覚を伴うかも知れません。泣くつもりはないのに泣けてきたり、喚くつもりはないのに心の中で喚いたり・・そういうこともあるかも知れません。でもそのままにしておいても良いのかも知れません。そのままにしておくことしかできないこと、それを見つけたのだと思います。今まで何らかのストッパーがかかってきたものが外れた時、ただそのままにしておきたかったことも姿を現すし、それこそが「本当はこうしたかった」という望みの1つのパーツである可能性もあります。

理解されたかった気持ちをここでグッと引寄せたり手繰り寄せたり抱きしめたりしてゆく過程が、理解してゆくあなたにはきっと必要です。私を認めることは両方を知ってゆくこと。不甲斐ない気分も、今からやり直せるのかという焦りも今はちょっとだけ放っておきましょう。世界に浸っても良い新月だと私は思います。これまで生きてきた自分の世界から切り離されようとしている時、一度にフォーカスがそこへ向けて集まります。集まったフォーカスはあなたにとっての真実の姿を現します。それを堪能しきること・・そういうことって普段は「何だか危なそうだから近づかない」ようにしているかも知れません。でもこの新月くらいは・・と私は思います。とことん見たら転じてゆくものがきっとある、そう信じています。

喪失の感覚がどれくらい続くかは人により様々だと思います。

ただ、その感覚のなかに「やっと立ち上がりつつある私」を感じてみて下さい。今まで地面だけ見てきたんだ、だから気付かなかったけど本当はもっと広く見るべき世界があるんじゃないか?そういうふうに気付いてゆく道のりが始まろうとしています。

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~それが本当にやりたいことなのか?~

無意識にあなたがしていること、自動的にいつもしていること、それは本当に本当にしたいことでしょうか?新しいサイクルをお祝いしているかのような新月。それ本当に私がしたいこと?どんどん深く深く掘り込んで考えてみることも面白いと思います。

欲しいと思うものや環境について「正確に理解することが大事」というキーワードがこの新月前からありました。Twitterの毎日の占いでは「自分に宛てた手紙を書くこと」をお勧めしました。どうして私はそれが欲しいのか?欲しているものの側のコンディションはどうなのか?自分だけではなく対象がはっきりしていればいるほど、あちら側のコンディションを理解しようとすることも大事になりそうです。

新月の影響として、自分と似たものを惹きつけようとする力もまたかなり強烈に働きます。「それが私のしたいことなのか?」と何度も精査することの重要性はここでも言えることです。「本当にそうしたいのか?」なかなか難しい質問です。自分はそうしたい、これだって「気分」だったりします。意味は分からないけれど「そうしたい」「願っている」「想っている」色々な言葉であらわすことができます。ある時は「自分の為に」ある時は「人の為に」。都合の良いように姿を変える願望について「これって本当に私がしたいことなのか?」と考えてみましょう。分からなくなったら、また一息ついて戻りましょう「私は理解する」というほうへ戻りましょう。自分のことも、欲している何かについても。

「明確にされた目指す場所」をあなたが理解したなら、それこそ真の望みとして今後輝いてゆく道の方向性がバーッと照らし出される可能性もこの新月は秘めています。その為に過去の自分から現在の自分まで持ち越してきたもの、それらを総点検する必要があるのだと思います。その行為にはきっと喪失の感覚も伴うし、懐古と悲しみも加わると思います。

その全部を背負ってドアの向こう側も同時に少し見え隠れしているような、何ともモドカシイというか切ないというか、そういう雰囲気を私は個人的には感じています。向こう側に出てしまえば「寂しさ」「悲しみ」という感覚が薄れてゆくと知っているのかな?とも思います。寂しさや悲しみを忌み嫌っていたつもりが実はそれを体験することを実はどこかで自分が欲していたとしたら・・?何で惹かれるのでしょうか?(独り言みたいになってきたwすみません)

だけどその感覚を完全に忘れるわけではなくて今度は「共感」の部分で使ってゆくことができます。それはもしかすると救うとかそれに似た感覚の「共感・共鳴」になり得るものです。はまるよりも使うほうへ、と感じる方もいらっしゃるはずです。漫画を読む側と、漫画を描く側との違い、というのかな?音楽を作る側と、音楽を作る側との違い。それを創ることによって必ず「力になる」と意図して生み出された作品は多いです。そういう作品が世の中に多く生まれるようになるスタート地点でもある新月です。そこから触発される人たちがまた波紋のように増えて・・ということもあると思います。それくらい明確なビジョンや意図がそこにあるものが生まれる・・。この感覚を個人的にも勿論使用えます。それが「理解する側へ」ということだと思うのです。すごい!と思ってた憧れの人の視点が分かる、とか、欲しいものの本当の姿を自分のフィルターなしに見通せる、とか、そういうこともあると思います。

皆がクリエイトしてゆく側へと誘われる、そんな新月であると思います。

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どこでどんなふうに自分自身を生かしてゆくか?

活かすというよりも、生かす、という言葉がしっくりきます。

私を生かす、その為には?

今までなかった視点に移った時、たぶん「小さな自分」も「まだ見ぬ大きな存在としての自分」も全部一緒になったようなそういう感覚になるのかも知れません。

今までを越えちゃったな・・そう感じる方が多くいらっしゃれば・・これからが楽しみですね。誰かが誰かを理解する姿勢の中に純粋に燃える炎のようなものがあれば、そこに混じり気がなければないほどきっと「私のまま」で生きることに繋がると思います。そこにはたぶん新しい意識を生きる、という決断がただ存在していると思うのです。

そう考えると世界はどんどん進化しているし、それをいつも観察しているし、それをまるごと体験しているし・・と話がだんだん大きくなってしまいそうですので今回はこのあたりで。

迷宮から抜け出して中心点へ回帰する新月となりますように。

素晴らしい時間をお過ごし下さい。

親愛なる全ての友へ。

幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋店主 白い魔法使い

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