見出し画像

背伸びができないなんて!

ごきげんよう。
ほぼ運動をしていない、怠け者の
しろひつじです。

ある日、駅の階段を上っている時に、前を行く人のくるぶしに見とれました。アキレス腱がグッと目立って、まわりがえぐられたように締まった足首。

なんて美しい。

同じ人種なのに、この違いはなんでしょう?勿論わたしと比べての話です。
これも個性ということなのかしら。
その違いはどこから?
謎ですね。

ある時、雑誌に肩凝りに効くという体操の記事が載っていました。
踵を上げて、手の指を組んで腕を伸ばして、頭の上でうーんと伸びをする、というもの。
なるほど気持ちが良さそうだわ。
早速真似てみます。

が、できません。
踵を上げたまま、キープができないのです。

「?!」まさか。
リトライ。
できない。
試しに踵だけ上げてみる。

愕然としました。

3秒程度しか、もたない。
は?
確かに踵を上げてキープするなど、とんとした覚えはないです。
ないけども。
自分の衰えにショックが隠せません。

なんだこれは。

普通に生活していれば、このくらいの姿勢を保つだけの筋力は、保持出来ているものじゃないのでしょうかね。
結果から見れば、出来ていないのですが。
自分のことながら、びっくりです。
何故こんなことに?
2つ目の謎になりました。

先日、テレビの健康番組で「正しい歩き方」を取り上げていました。「?!」
またもやビックリしました。
生まれてこのかたウン十年、わたしはどうやら、正しい歩き方をしてこなかったようなのです。

そこで見た正しい歩き方とは、一歩踏み出すごとに、足の指で地面をぎゅっ、ぎゅっとつかむように歩くのだというもの。

わたしといえば、あえて表現するなら、足の裏を地面にぽてっ、ぽてっと乗せているように歩いてきました。
立って、それらしく歩を進められていたから、それでいいと思っていました。
まさか歩き方に正誤があるなどと、考えたこともありませんでした。

謎がこれで解けたのかもしれません。
こう立て続けに、足に関する事実が目の前に現れたのには、何か意味がある気がします。

足の指で地面をつかんでちゃんと歩いていれば、然るべき筋が鍛えられて、くるぶしも引き締まり、背伸びもキープできるのではないのかな。

以来、踵を上げながら歯磨きや洗い物をするようにしています。
保持できる時間も少しずつ長くなりました。
地面を指でつかむ感覚は、慣れないわたしにはなかなか難しく、すぐ忘れてついぽてぽて歩いてしまいますが、いつか美しいくるぶしがわたしのものになるでしょうか。
そうなったら嬉しいな。
実を結ぶ日を楽しみに、ちょっとした鍛錬を積み重ねていくとしましょう。

きょうはここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまが、しっかりと自分の道を歩いてゆけますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?