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タロット

ごきげんよう。
占いは嫌いじゃない、しろひつじです。

わたしは魔女になる目標があるのですが、魔女といえば占いができるイメージがあります。
水晶占い?タロット占い?ルーン占い?
悩みを抱えた人の心を軽くしてさしあげるのに、占いは有効な手段だと思っています。

今から10年以上も前、まだかつて魔女になりたかったことを忘れていた頃、何だかフト興味がわいて、タロットカードを手に入れて、勉強してみたことがありました。カードの意味や並べ方、読み取り方などを、本を読んで何度も練習しました。

その頃は、今にも増して未熟でしたね。
そもそも芯になる『自分』というものが本当にありませんでした。自分の行いや判断に自信が持てなくて卑屈になりがちで、少しずつ、タロットカードに人格を感じるようになっていき、カードがわたしより優位にいるのを感じるようになっていきました。(怖いですね)

何をバカなことを、と思われてもしかたがありません。間違いなく意識過剰です。でも、そうとしか感じられなくなってしまったのですよ。
(自分に自信が無いと、こんな感覚になってしまうのですね。危ないです)

カードの意思を感じる。

「そうじゃない、そんな読み方しかできないのか」とカードがいつも上から目線で接してくる。
自分がカードに指示されている感覚になってくる。

怖い。
すごく怖い。

カードに怯えながら、
カードの機嫌を伺いながら占うなんて…出来ない。

あるとき、意を決してカードをしまい込みました。
なるべくカードに気付かれないように。
なんでもないことのように。
知らぬ振りをして、クローゼットの奥にしまい込んだのです。
自分を苦しめる物から、逃れたかったのですね。

実は、今でもそのままです。

その頃に比べたら、今のわたしには『自分』があると思っています。
今なら、あのカードともうまくやっていけるかもしれません。
・・・怒ってるかもしれないけれど。
そうだとしても、あのカードがいるのに新しく別のタロットを迎え入れることは、考えていないし。

もう少し経ったら勇気を出して、しまい込んだカードを出してこようかと思います。
でも、もしひどく機嫌を悪くしていたら、和解できるかは
・・・まだちょっと自信がありません。


今日はここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまが、安寧の日々を送れますように!

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