はじめに

1年後に向けて、noteを書くことにした。
一時期話題になっていた100日後に○○する話といった遡って書く話じゃなくて、私が書くのはこれから1年の話だ。だから結果的に1年後には違う結果になっているかもしれない。

1年後、私は男友達に一緒に住むことを提案する。

ただ、ここには大きな問題がある。
一番の問題は、1年後、その人が男友達であるかどうかわからないこと。

これまでのことはまた改めて書こうと思っているけれど、私たちは17年半というなんとも長い友人付き合いを経て、8か月ちょっとのわずかな交際期間で破局した。破局の原因は私だ。彼に言ってはいけない一言を放ち、更に追い詰めた。で、振られた。

恋人（…と一応書くけれど、交際期間の後半は気兼ねしない異性の友達か兄妹みたいな関係だった）としての私たちは早々にピリオドを打ってしまったけれど、それで18年の付き合いがなくなってしまうのはとても残念な話だと私は思っている。もちろんそれは私が勝手に思っているだけで、彼にとってはどうでもいい話かもしれない。というか、多分どうでもいい話だ。寧ろ今この瞬間で言えば、一歩たりとも私に近づきたくないと思う。

だから、1年後、一緒に住むことを彼に提案するというのは、私にとってはとてつもなく壮大、かつ現実離れした話だ。でも私はそんな壮大な目標を立てることで、私の課題を解消したいと思っている。寧ろ、本当の目的はそっちだ。本当に大切だと思っていたはずの関係を簡単に壊してしまうような自分を変えたいし、彼が離れてくれたことで得られた気づきを無駄にしたくない。文字にすることで思考を整理して、自らを客観的に観察することで行動を制御して、その過程を記録に残して振り返る。noteを書くことを通じてそんなことができたらいいなと思っている。

noteにしたのにはいくつか理由がある。

まず、ずっと文章を書きたいと思っていた。文章を書くのは子供の頃から好きだった。スピーチライターをしている人に文章を書く道を薦められたこともあるし、ベテラン編集者の人に構成まで完璧と褒められたこともある。だから下手って訳ではないと思う。でも書きたいものがずっとみつからなかった。最初は自分の手元でノートか何かにバラバラと書き残すことを考えていたけれど、これをきっかけに文章を書いてみることにした。

次に、もしかしたら誰かの目に留まって、私の気づいていない何かを忠告してくれるかもしれないと思ったから。こっそり日記をつけて内省するのもいいけれど、これまで客観性を失うことでさんざん失敗してきた。もう同じ轍は踏みたくない。これだけ情報が溢れた中でどれだけの人がアクセスしてくれるのかはわからないけれど、一人相撲を取っているよりはマシだと思っている。

最後に、noteを書くことで単純に時間が潰れるからだ。人は時間ができるとロクなことを考えない。私は自分の文章に対して納得できるリズムのようなものがあって、その感覚がしっくり来るまで文章を何度でも書き直したくなる（そのせいで大学院時代は簡単なレポートを作るのにも膨大な時間を費やしていた）。フォロワーのいない鍵垢で思ったままに呟くのと違って、このこだわり癖を活かせば、おかしなことを考えている時間なんて持てなくなるはずだ。

まとめると、

• 私は、1年後に男友達に一緒に住むことを提案する

• そのために私は、この1年で自分の問題を解消する

• 客観的な視点を取り入れるために、私はその過程をnoteに残す

これまでの話もしたいので時系列の投稿にはならない予定。もし読んでくれている人がいれば、マガジンからアクセスすると読みやすいと思います。