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ガムで作られた靴?

まず、このタイトルを見て普通の方は、「は?」と反応するであろう。

オランダはアムステルダムで開発された「GUMSHOE」は名前の通り、本当にガムで作られた靴だ。

ここで、タイトルを見て「は?」と反応した方(つまり普通の方)は「なんでガムで作るの?」と反応するだろう。

アムステルダムでは年間に150万キログラムの吐き捨てられたガムが問題となっている。
「150万キロ!?」となっている方にわかりやすく説明したい。
第100回目になる甲子園で始球式を務めた松井秀喜さんの体重が約100キログラムなので、単純計算で、松井秀喜さん1万5000人分である。

作成したファッションメーカーExplicit Wear の方は「ガムを捨てる人に対してガムを捨てるな、と言葉で注意するのではなく、こういった新しい形で気づかせたかった。」と話していた。

また、ここで注目すべきはシューズのデザイン性である。

靴の裏側には、アムステルダムの地図が描かれており、ガムを意識した蛍光色が特徴的である。また、実際にガムの匂いがするというのも面白い。(匂いは後からつけられたもの)
包装もガムを意識して銀紙で包まれている、などこだわりがうかがえる。

集められたガムを一回高温で溶かし、そこから靴の素材となるように特殊に加工しているので、ガムのようにベタつくこともないそうだ。


話題性とデザイン性からか、発売直後から500足売り上げるなど、売り上げも好調のようだ。


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