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【2023年欧州ライブレポ】Iggy Pop @ Montreux Jazz Festival, 7/6/2023


移動も込みで3日連続のライブは辛い

今回の日程で一番大変だったのがここ。7/4にボルドーでDepeche Mode→7/5の朝にスイス・モントルーに移動してChristine and the Queen→7/6にIggy Popという強行スケジュールを組んだ。だって、どーしても見たかったんだもの。しょうがないよね。

辛いはずなのにモントルー観光に出かける

体力的に辛いはずなのに、こういう時はテンションが上がっているので午前中はモントルー観光にでかけた。モントルーといえばQueenなので、とりあえずQueen Museumに行った。結構小さい。

Freddieの衣装や手書きの歌詞など
Freddie像
ラデュレでFreddieのマカロンとか売ってるしw

最前列奪取!

開場1時間前に会場到着。会場は一番大きなホールだけど、それでもキャパは2000-3000名程度。ライブハウスに近い。1時間前で私の前に30名くらい並んでいただろうか。とりあえずトイレも行けないので、じっと待つ。充電も減らしたくないのでスマホもあまり見ずにぼーっとする。
そして開場とともに一目散にステージの前方に猛ダッシュする。流石に猛ダッシュしているのは10名くらいで、少しステージ向かって左側の方だったが最前列を取ることができた。その後、隣の人に「この場所キープしておいてくれる?」って言われて、OKと言って待ってたら、私もトイレに行きたくなった。彼が帰ってきてから「私も一度外したいから、キープしておいてくれる?」って言ったら快くOK。こういう時は持ちつ持たれつなのだ。前座はLondonで見たGeneration SEXなので、パンクファンが多い。最前列もパンクファンでいっぱいだった。正直、Billy Idleってそこまで好きではないので、前座を最前列で見る必要はなかったのだが、その後のIggyが最前列で見られるので我慢なのである。でも、最前列だからGeneration SEXもよーっくみれた。

最前列から見るBilly
セットリストはこちら(もらった方から撮らせてもらった)

いよいよIggy御大!

一度Londonで見ているのだけど、Londonはパンクの大男たちがめちゃくちゃぶつかってきて、危険を察知して後方に移動したら全然見えなかったので、今回はIggyの一挙手一投足を見逃すまいと柵にかぶりついていた。

今回のIggyのライブはホーンセクションも入っていて、バンドも重厚感があり、Iggyの周りを固める人たちの演奏が素晴らしかった。特にこのホールは音が良いので、重低音とその他の音域とのバランスもよく、大変聴きやすかった。

一番すごかったのはDeathTripのこのベースの人の演奏ではなかろうか。とにかく、もうゾーンに入った感じで弾きまくっているのが印象的。この曲の時にIggyが下に降りてきて、私の前に立ってくれたのは印象的。思わず肩とか触りたくなったけど、腕だけで遠慮してしまった。だって、もう私の神様の1人だからそんなに馴れ馴れしくしてはいけない。

そして、Passengerの時にステージに子供をあげて、一緒に歌ってた。子供はちょっと照れ気味。多分お父さんが好きなんだと思われる。最前ブロックに2名ほど子供がきていたのだが、個人的には危険だからやめたほうがいいかなぁとは思う。

ステージに上げてもらったお子様

そして、久々の家宝

2018年に初めてIggyを海外で見た時に、実はIggyが飲んでから放り投げた水のボトルをセキュリティが拾って私に渡してくれたことがあった。そのペットボトルは今も大切に取っておいてある。そして、この2023年、私はもう一つの家宝を手に入れた!ライブ終演後、「Setlist pleeeeeeeeease!!!」って叫んでたら、ローディーが私にセットリスト渡してくれた。その場でセットリスト持って震えて泣き始めてしまった。そしたら周りの観客が心配して、大丈夫かい??って状態になっちゃったので、慌てて我に帰って「OKOK」って言って涙を拭いた。セットリスト写真に撮らせてくれ攻撃が始まったw。まぁ、ツアー最前列にいればこれは結構もらえたりするものなので珍しいものではないけど、ローディーが彼女に渡すよって指差してくれた時は「欧州ライブはアジア人少ないので得だな」って思った。

この日のセットリスト

ライブ終わってから、放心状態でホテルに帰り着いた。実はYoutubeで生配信していたらしく、その動画を少し見てみた。あー、私、めっちゃ映ってる、って思いながら幸せな気持ちでベッドに沈んだ。

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