男になりたいと思ったしゅんかん。
男女は近づくほど友達ではいられなくなる。。
ってありがちな話で。
いつまでも仲良く“友達”で居たかった人に距離が近すぎたのか告白されてしまい、断ってそのまま疎遠になることが多かった。
これを他人に話すとモテモテじゃん!なんて言われるけれど、これっぽっちも嬉しくはなく。。
友達が減るばかり。
だから今回の輪に入れさせてもらってから近づきすぎず、かといって遠すぎず、そんな人間関係を築けたらとそれだけを気をつけて過ごしていた。
いっそ、男だったら…?
そんなこと気にせず友達として仲良くいつまでもいられるのに…?
そんなことも毎日考えていた。
今いる輪の人たちはきっとネットとリアルをくっきり区別している人たちだからと、
逆に好きにならないようにとも気をつけてやりとりを重ねる。
この人たちは友達、友達、友達、絶対にそうならない、と呪文のように(笑)
隠してはなかったのだけどある日、会話の中で性別が完全に知られてしまう出来事があった。
ちょっと謎にしておけばよかったな、なんて後悔をした。
仲良くいられなくなってしまう、それか完全に距離を取られて女扱いされてしまう、、なんて恐れていた。
しかし、今まで通りに接してくれた。
女と分かったのに今まで通りに少し雑に扱われる。
むしろそれが心地よく感じたぐらい。
これからもここにいて良いの…?
と、心がいっぱいになった。
せっかく見つけた居場所、大切にしたい。
そう、ひたすら願っていたんだ。
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