2021/04/12〜ゲームを辞め、日本画にハマる〜

※下書きに入れてコツコツ書いていた記事です

MMORPGという多数ジャンルのゲームを辞めた。

MMORPG（Massively Multiplayer Online Role-Playing Game、マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム）とは、「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」のことである。オンラインゲームの一種でコンピューターRPGをモチーフとしたものを指す。/Wikipediaより

一つ目のゲームを合わせたら10ヶ月毎日欠かさずinしていたのだけど、それをパタリと数日前に辞めた。

「自分が居なければ人数少ないギルドだから」と、途中から思っていたから、毎日仕事から帰って時には真っ先にinしてご飯から寝るまで全部の時間、画面を横に置いてイベントの時間が来るたびに参加していた。

でも最近メンタルも不安定な傾向で、それもあってかふと、

人一人いなくたってこの世界は回るんだ

という言葉が頭の中に浮かび、その日を境に誰にも言わずinしなくなった。(それは小さな世界に限ることじゃないけれど…)

厳密に言えばまだ数日しか経っていないのだけど、8ヶ月くらいそのゲームを欠かさずやっていた為か、時間に追われる感覚が消えない。

追われている感じがして、ハッとなり「あ、もう焦って無理に時間作らなくても良いんだ…」となる。

リアルでもゲーム内でも、家でも慌ただしく小走りや早歩きで常に急いで生きている私。。

ある日、YouTubeで可愛らしい女の人が日本画の画材について紹介している動画を偶然見つけたの。

和風の穏やかなBGMと共に京都の訛り混じりの穏やかな声音に本当に癒されて。。

あぁ、私こんなふうに穏やかな時間を長い間過ごせてないんだなー、、と思った。

そして、日本画をやろうと思ったきっかけ。

一つ一つの工程をゆっくりと焦らず時間をかけて、素敵な作品が出来上がるんだなぁと、とても感動した。

MMORPGのゲームって毎日コツコツ続けてこそ戦力上がったり、装備や強くなるためのアイテムもGetすることが出来るから、疲れたり体調悪かったりした時「たまにはゲームやらない日も作った方がいい」というアドバイスをたまにもらうのだけど、それが出来ない。

やるか辞めるか。その二つ。

あのゲームが100パー悪かったわけではない。

ほぼ人間関係。嫌がらせも受けていたことだし…ね。

辞める理由は誰にも語ることもなく、突然私はあの世界から去った。。

MMOはやめたけど、そのゲームをきっかけで知り合ったグループ的な輪に入らせてもらって気まぐれにチャットしたりしている。

LINEのグループ的なもの。

何となく身を置いても良いんだ…と仲の良いあの太陽のような女性に教えてもらってから居場所の一つとして大切にしている。

あのゲーム内で嫌がらせをしてきた人たちのことを頭の隅っこででも考えながら過ごすのは疲れていたけれど、新しくできたこの居場所は温かく私を包み込んで迎え入れてくれた。

廃課金者が多数いる集まりだから、別のゲームをその仲間内で一緒にやって楽しんだりしているのだけど、その際にどんどん課金して強いレアキャラを引いたりして戦力に差が出てくるのはなんとも言えない気持ちにもなる時もある(笑)

私の運がたまたまその時良く無くて全然その強いレアキャラが出る気配なくて、でもみんなはどんどん良いの引いているみたいな。

そういうことはこの居場所でなくても実は沢山ある(笑)

それでもコツコツ無課金でゲーム内のお金的なものを集めたり、ほんの少しだけ課金したりして引いてやっと出た時は「同じ土俵に私も立てた！」とホント一喜一憂って感じ。

話は戻るけれど、MMOのゲームを辞めてからは時間に縛られることもなく、たまにチャットに参加しながら絵を描いたり、動画を見たり、私が個人的にやっているゲームをしたりしている。

ゆっくり過ごすっていそいそ生きていた私には難しいかもだけど、意識してそういう自分の時間を過ごすことを意識しようと思う。

日本画は一つ一つの準備の工程がある。

絵を描く和紙はそのまま使えるわけではなく、ドーサ引きという滲み止めをする。

ドーサ液を作るのにも膠(にかわ)というものを数時間水に浸してふやかした後に湯煎で炊いたり(溶かす)、温度を確認してミョウバンを入れたり、それを和紙に引いて数時間かけて乾かして更に裏面も引いてまた数時間乾かして、ようやく絵を描くことができる和紙が完成したりする。

絵具を作るのもまた一手間かかる。

粉状の絵具を陶器の小皿に出し、膠液を加えて指で混ぜて最後に水で濃度を調節する。

このどの工程も一つ一つ丁寧に時間をかけて準備するから自然と心も落ち着く。

もちろん私は初心者だから未知の世界にワクワクしたり失敗しないかドキドキしながらやるのだけど(笑)

ネットだと本格的な和紙の値段がお高いので、邪道だろうけどプリンターにも使える少し厚手の和紙を購入してみた。

でもその和紙でも薄い方だからやっぱりロールタイプの本格的な和紙を思い切って一つ購入した方が良かったのかもしれないなぁと思う。

日本の伝統的な日本画、とても奥が深くて制作動画を見ていると感動する。。

私もそんな日本画の世界に浸ってみようと思う。