自然の美しさに魅了されて

こんにちは!自然環境リテラシー第3回目です。今回は紀北町で自然を堪能してきました。その中で感じたことについて話していきたいと思います!

カヌーと生物採集

1日目はカヌーと川の生物の採集を行いました。まず初めにカナディアンカヌーを行いました。カナディアンカヌーをすることは僕は初めてで、今までやってきたシーカヤックとは違いオールが1本しかありませんでした。1艇に3人乗って3人で協力して操縦しました。僕は先頭で1番力を入れて漕がないといけないポジションで最初はとても苦労しましたが、だんだん慣れてきて途中からは周囲の自然を楽しみながら漕げるようになりました。カヌーを漕ぎながら感じたことは銚子川の透明度がすごい!ということです。

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上の写真を見て分かるようにめちゃくちゃきれい!どれくらいきれいかというと水深が深いところでも水中メガネなしで底が見えるくらいの透明度があります。みんなでゆっくりカヌーを漕ぎながら自然を堪能する時間はとてもリラックスできました。

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海に出た際はマスクが濡れると口に張り付いて危険であるためマスクを外して活動しています。

次に、川の生物をみんなで採集しました。川の水はとてつもないくらい冷たくて、全身が凍えそうになりました。銚子川には、珍しいユウスイミミズハゼというハゼがいるらしく、そのハゼを捕まえようと躍起になっていましたがなかなか見つからず断念してしまいました。その代わりといっては変ですが、ボウズハゼやエビを捕まえることができました。気づけば少年時代に戻ったかのように夢中になって生物を探しておりとても楽しかったです。

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1日目の夜

夜には、キャンプin海山の責任者である田上さんにお話を聞きました。銚子川全体を博物館にしようという銚子川フィールドミュージアムというものを構想しているというお話、銚子川の魅力、特徴など様々な話をしてくださってすべてが興味深いものでした。2日目はお話で聞いた銚子川の魅力を自分でこれかな?と感じながら楽しもうと思いました。

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サイクリング

2日目の午前中はサイクリングをしました。銚子川の上流から河口まで往復15キロほど走行しました。上流では紅葉や変わった地形などを楽しみながら、河口付近では海と遠くに見える山が織りなす絶景に見とれながらサイクリングをしました。僕はサイクリングをしたのが初めてだったのですが上り坂もそこまできつくなく、下り坂は風が大変心地よかったです。途中昔ながらの駄菓子屋さんによって休憩しました。そこで食べたとん平焼きがとてもおいしくていまだに忘れられません。また食べに行きたい!

像の背を目指して

2日目の午後は像の背と呼ばれる絶景スポットをめざして登山をしました。久しぶりの登山で僕はとても楽しみでした。最初のほうはみんなとワイワイしゃべりながら登山をしていたのですが、途中から道のりが険しくなり疲労もたまってきたせいか、みんなしゃべらなくなりました。ぼくもはやく像の背ついてくれとずっと願って登山していました。登山開始から約2時間ようやく像の背について僕は息をのみました。像の背は山の頂上付近に大きな丸みを帯びた岩がありその上から景色を眺めることが出来るのですが、自分が想像していた何十倍、何百倍も素晴らしい景色でした。曇っていたせいで下にある写真からはあまり伝わらないかもしれませんが、疲れが吹き飛ぶくらい素晴らしいものでした。下山中は足が震えながらも無事に帰還でき、解散となりました。

写真撮影のためマスクを外しています
写真撮影のためマスクを外しています

最後に

この2日間を通して、紀北町の山と川、それらの自然を今まで書いてきたアクティビティを通してより濃く感じることが出来ました。それぞれがとても楽しく、心に刻まれるような体験、風景を得ることが出来ました。改めて自然は素晴らしいものであると魅了されてしまいました。次は大台町でリテラシーが始まります。そこでも大自然に囲まれながら活動を行います。次回も大変楽しみです!またお会いしましょう!


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