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僕のセンス・オブ・ワンダー

自然環境リテラシー2021 Aコース第1回7/3(土)~7/4(日)

ども!大学2年生のひろとです。今回僕はリーダーとして自然環境リテラシーに参加しました。リーダーとしてみんなを引っ張っていくのに四苦八苦しながらも、大自然の中でとても充実した二日間を過ごせました。そんな二日間をこれから紹介していきたいと思います。

朝が早いよ!リテラシー

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リテラシー開始の朝は早い。そして遠い。そしてまさかの天気は雨!天気が回復することを祈りつつ、集合の駅へ向かいます。リーダーとしての初仕事は引率でした。電車に乗り込んだ時間を見るとまだ5時半前。そこから伊勢市駅まで向かい、バス二つを乗り継ぐこと約3時間半かけて拠点となるロッジさらくわに到着するといった長い旅です。バスに乗り込んだ時、初めのうちは景色は街並みでしたがみるみる田んぼや木々が目立つように。自分たちがリテラシーに向かっているのだと実感がわいてきます。そして僕たちの目の前に現れたのは広大で美しい海!バスの運転手さんのご厚意により橋の上に停車して写真撮影タイム!みんな歓声を上げて写真を撮っていました。そして天気は無事に回復!!

さらくわ到着!リテラシーが本格的に開始!!

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リテラシーがいよいよ始まりました!最初に先生やガイドさん、三重県庁の方からリテラシーがどういうものか、リテラシーを行っていくうえでどういった心構えが必要かなどのお話がありました。みんな真剣に聞いている様子...

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次に、塩釜の見学と区長さんのお話を聞きに行きました。塩釜の工房に入ると熱気でとても暑い('Д')1窯40リットルあるそうですができる塩はたったの2キロ。しかもできるまで8時間ほどかかり重労働であるため、かなりしんどい作業であるとおっしゃっていました。

区長さんのお話も興味深いものでした。なんとこの集落の住人の先祖は平氏であるそうで、弓引きなど武士にかかわる行事が多数行われていたそうです。しかし、今では少子高齢化の影響により伝統の引継ぎが難しいという現実も教えて頂きました。

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午後からはカヤックに乗るため、カヤックの乗り方やこぎ方、装備の説明を行いました。ほとんどけー(もう一人のリーダー)が説明してくれました。ありがとね(笑)僕は、参加者からの個別の質問に答えていましたが、みんなカヤックに乗ったことがないのでやはり、

「自分はバランス感覚が悪いので転覆するか不安だ」「海上でうまく漕げる自信がない」

といったことが念頭にあるようで...そんな参加者に向かって僕が言った言葉は

転覆なんてめったに起きないから大丈夫大丈夫。結局カヤックは慣れだから(笑)」

と無責任で楽観的な発言をしてしまいました・・・(でも実際にそうだと思っている(-_-;))

いざ、大海原へ

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参加者のみんなにとっては、はじめてのシーカヤック!みんな最初はあちこち行きたい方向に進まず奮闘していましたが、徐々に隊列を組んで進んだりできるように!みんなたくさん質問して自分なりに頑張っていてとても感心しました。終わった後に聞いてみると

「思ったより漕げました!」「最後らへん漕ぐのがしんどかった。筋肉痛になりそう!」

などなど様々な感想が。ここでしっかり僕は

「大丈夫大丈夫。明日はもっとスピード出して距離もたくさん進むし、波ももっと出てきて大変だよー(笑)」

と参加者たちを脅していきます。意地悪なリーダーでごめんなさい(-.-)

夜の祭典

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実は僕がリテラシーで一番楽しみにしているもの・・・それは食事です!今回は猪肉10キロ頂いたということもありテンションはバク上がり。自分で肉をさばき、漫画の世界で出てきそうな骨付き肉を喰らいました🍖🍖やはり空の下で食べるのが一番最高!!

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食事を終えると各自今日の振り返り、明日の天気予報の確認などを済まし明日も早いので就寝。このテントの写真なんかエモい・・・明日も頑張ろう!

二日目

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二日目です!!朝起きてみると海一面に深い霧が。幻想的でこのまま霧の中をカヤックで漕げたら良いねと話していましたが出発のころには霧が晴れ蒸し暑くなりました。

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二日目は少し離れた無人浜まで漕ぎました。沖に近づくにつれて波も高くなりましたが、みんな1日目とは見違えるくらいカヤックを漕ぐのが上達していてびっくりしました。僕とけーで先頭に立ってみんなを目的地の座佐の浜までガイドしました。みんなが離れずにちゃんとついてきているかどうか、体調不良者は出ていないかなど様々なことを気にかけながら進んでいきましたが、ここで一つ失敗。ルートの中で船の往来が多い場所があるのですが、そこでは止まっていると危険なため一気に突っ切らないといけないのです。しかし、そこで休憩を取ろうとしてしまい先生から「そこで止まってはだめだよー」と注意を受けてしまいました。あいにく船の往来はその時なかったものの参加者を危険にさらしてしまう軽率な判断でした。ここで改めてみんなをまとめるリーダーの責任や行動の重さを感じました。

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特に大きなトラブルはなく無事に座佐の浜に到着!昼食をとって体力回復!また座佐の浜には湖もあり、みんなで自然を堪能しました。

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座佐の浜を出発する前にナビゲーションの説明を行いました。実はナビゲーションについて二日目の朝に僕も学んだばかりでみんなに上手に説明できるか不安でした。地図とコンパスを用意し、まず地図の磁北線にコンパスの北を合わせ、現在自分たちがいる場所まで平行移動させる。そしてコンパスを目標の場所まで回転させる。そして実際に地図上ではなくコンパスを北に向け、そこから先ほど計ったとこまで回転させると目標物が見えるというものです(説明下手ですみません)。人に教えたことで自分でもよりちゃんと理解できた気がします。

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帰りは体力的にみんなきつそうで・・・帰りも先頭に出ていてガイドしましたが隊列がだんだん間延びするように。気温も高く、汗がだらだら流れてくる。そして波による揺れが船酔いを誘う。自分自身も夏のカヤックははじめてだったので、とても体力も精神もすり減りました。そしてさらくわに無事帰還。みんなで後片付けをして無事に大きなけがなくリテラシーを終了することが出来ました。

終わりに・・・

さあおわりに、僕のこのタイトル「僕のセンス・オブ・ワンダー」について少し触れたいと思います。センス・オブ・ワンダーとは一定の対象(SF作品、自然など)に触れることで受けるある種の不思議な感動、または不思議な心理的感覚を表現する概念(wikipediaより)

僕はリテラシーに参加するのはこれが4回目です。4回行った感想としては・・・リテラシーには何回行っても面白い!!!!

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海を感じ、山を感じ、風を感じ、波を感じ、そこに生息する動植物を感じる!!!!!リテラシーの醍醐味は間違いなくそこにある!!!!

上の写真はトイレ前にいた手のひらサイズのカエルです。こんなにでかいカエルは生まれて初めて見ました(笑)

普段私たちは舗装された道路を歩き、電気や水道、ガスが通った文明の中で生きています。そこでは大自然をたんまり味わうことはできません。リテラシーでは自然の美しさ、自然の危険すべてを五感で感じることが出来るのです!!

収拾がつかなくなったのでこのあたりで終わらせていただきます。次は1泊2日のカヤックツーリング!!そのあとは3泊4日のツーリング!!まだまだ楽しみはあります。これからも自然を学び、遊びつくす!!!

また次回お会いしましょう~!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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