グリフォギィラについて考える(第一回:基本構築・戦術について)

皆様、こんにちはこんばんはおはようございます。
世界一のグリフォギィラ使いを目指す、ぐりふぉしぃろと申します。

日々グリフォギィラについて考え、実戦し、得たものをまとめていきたいと考えています。

これからギィラ使いになりたい方、すでにギィラ使いでより高めていきたい方、古今東西のグリフォギィラに魅入られた方の手助けに少しでもなれれば、と考えています。

どうぞ最後までお付き合いください。

第一回目は、グリフォギィラの基本構築・基本戦術についてお話いたします。
ちなみに、この構築・戦術に関してはメイン5国家(落胤のいる国家)が対象になりますので、リリモナ・コラボ系はまた後日といたします。

さて、前置きが長くなりましたが本題に入ります。

まず、グリフォギィラの基本的な勝ち筋としては6ターン目での超トリガー確定発動になります。
勘のいいそこのあなた。「最速だと5ターンじゃねぇの?」と思ったことでしょう。確かに現状最速で5ターンですが、むしろそれは悪手と言えます。理由は後述。
そのため、基本的に念頭に置くべき点としては、
・6ターン目まで耐え凌ぐ
・相手の戦力(手札)を削る
・相手の動きを阻害する
以上三点となります。
そのために重要となるのは、「ヴァルテクスの効果を余すことなく使う」こととなります。

では実際にどのように動かしていくかを考えていきます。

1.6ターン目まで凌ぐ
超トリガー確定発動+5パンするために、なんとしても6ターン目までもたせなければなりません。そのために活用するのが、「ヴァルテクスの素の高パワー」と「永続10kパンプ」です。
ヴァルテクスは素のパワーが破格の18kあり、永続効果も合わせると28kで相手ターンを迎えることができます。
そのため、いかに28kをライド時から維持し続けることができるかがポイントとなります。
28kを維持する条件としては、龍樹マーカー+ヒュドラグルムが10枚以上となっています。
ヴァルテクスで龍樹マーカーを増やすことはできますが、時間がかかるので、どうしてもヒュドラグルム(落胤ユニット)に依存する場面が出てきます。
なので、デッキ自体のパワーは落ちてでも落胤ユニットは可能な限り入れるようにしたいところです。パワーに関しては龍樹マーカーの重ね掛けで上げれるので、あまり問題にはなりません。それよりも相手のターンに28kを維持することの方が重要です。
常に盤面の総枚数を意識しておきましょう。

2.相手の戦力(手札)を削る
せっかく6ターン目を迎え、超トリガーを発動できたのに、相手が完全ガードを多く持っていたため決めきれなかった、と言った展開もよくあります。
そのためにも、6ターン目までにいかに相手の戦力と手札を削れるかもポイントとなります。そのために活用するのが、「ヴァルテクスの自ターン常時10kパンプ+☆2」です。
例えば、ダメージが3点の状態で☆2のヴァンガードのアタックが来た場合、よほどのことがない限りはガードしたいところです。2枚貫通以上、場合によっては完全ガードを切ることも視野に入れる必要があります。
ヴァルテクスは効果をフルに使えば自ターン単体で38k、トリガーが乗れば48kまで上がるので、通常のヴァンガードの場合は40k要求が取れます。数値で守るにしろ、完全ガードを切らせるにしろ、なかなかの数値です。
なのでまず、相手に3ダメージまで与え、以降はヴァルテクスはヴァンガードへ、リアガードはリアガードへ、を意識していくと、相手の戦力と手札を削っていくことができます。
ここで序盤に言った「最速5ターンが悪手」の話に戻ります。
5ターンにした場合、超トリガーを1ターン早く打てる利点よりも、相手の戦力・手札を削り切れない欠点の方が大きくなります。
1ターン耐えることで相手の戦力・手札を削り、6ターン目で確実に超トリガー+5パンでフィニッシュに持っていく、と言うのが理想的なリーサルヴィジョンです。

3.相手の動きを阻害する
昨今の加速化している環境において、いかに28kを保てたとしても6ターン凌ぎ続けることは困難な部分が多いです。
そこで大事になってくるのが、「いかに相手に理想的な動きをさせないか」と言った点です。
では具体的にどうするか、それは「相手にCBを与えない」ことです。
多くの環境デッキはCBを使って動くことが多いです。上記でも申しましたが、相手に3ダメージまで与えるのは必要条件として、その後は余計なダメージを与えずに相手のCB切れ・息切れを狙います。
戦術としてはいささか卑怯な面がありますが、点止めは昔からの立派な戦術の一つですので、それが顕著に現れているだけ、ととらえましょう。
前列リアガードがいなくてアタック先がヴァンガードしかいない場合、無駄にリアガードでアタックせずにターンを終わらせるのも有効な戦術です。

以上が、グリフォギィラを扱う際に念頭に置いておきたいプレイングです。
ではこのプレイングを実行するためにどのような構築をすればよいか?ですが、以下に私が現状(2023/12/05)で行き着いた基本構築を記します。

・ヴァルテクス×4
・グリフォギィラ×2
・マスク・オブ・ヒュドラグルム×2
・G2落胤×3
・G1落胤×3
・侵蝕の烽烟×4
・☆×8
・前×3
・治×4
・完全ガード×4

ここにライドデッキを含め、自由枠8枚で構築しています。
自由枠についても、基本的にはアドバンテージを稼げるカード、欲を言えば「盤面から消えてハンドアドを稼げるもの」を重点的に投入しています。

落胤を各3枚ずつ入れているのは、龍樹マーカーを増やすこととヴァルテクスのパワーを上げる要因として入れています。

素グリフォギィラが2枚なのは、ダメ落ちケアのためと、トークンセットオーダーのコストにするためです。
コストはヴァルテクスでも払えるので、再ライドのうまみの少ないヴァルテクスは積極的にコストとして捨てていくようにします。

マスク・オブ・ヒュドラグルムは龍樹ユニットが多いので、デッキ圧縮のためにも投入しています。
最速でヴァルテクスに乗れなければ話にならないので、ヴァルテクスサーチのためにも有用性は高いです。

初手マリガンについては、烽烟・ヴァルテクス・G2落胤を各1枚ずつ手札に入れておくのが理想です。
素グリフォギィラ・マスクはマリガン時にデッキに戻しましょう。場合によっては☆トリガー1枚程度は初手で握っていてもよいです。むしろガード値として持っておくとアグロ相手に安定する場面も多いです。

グリフォギィラに乗るまでのダメージは最大でも2点まで、欲を言えば1点までにしておきたいです。
グリフォギィラに乗るまでに烽烟を一度使うことで龍樹マーカーが3枚が達成できるので、烽烟は初手で必須と言えます。
G2落胤でマスクを手札に入れつつ龍樹マーカーを増やし、龍樹ユニットをサーチしていきます。

あとは上述の戦術を意識しながら戦っていく、と言うのがグリフォギィラの基本構築・戦術となります。

長くなりましたが、最後に。
グリフォギィラは使い手によって様々な構築・戦術を生み出せる無限の可能性の塊ですので、この記事を読んで少しでも興味を持っていただいて、グリフォギィラ組んでみようかな、と思っていただける方が少しでもいたら幸いです。

次回は、ドラゴンエンパイアの構築についてお話させていただこうと思っています。

是非皆さんも素敵なギィラライフを!


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