霊視のご依頼:依頼者も霊視するタイプの人間の場合

『私も(多分)高次の?何か?を認識してるっぽい…?ので、確認したいです』

自分が認識しているものの声がなんなのか?ということを確認するために、霊視をご依頼される方もいます。

つまり、ご依頼者さんが普段霊視(チャネリング)しているものをこちらから観測して、同じものを認識するかどうか?の確認作業のようなものです。

認識一致する場合

よーし、じゃあ一緒に答え合わせだ☆お互いに同じものを認識できるかレッツトライ!____ということで、同じメッセージの内容になるのかどうか、同じものを互いに認識できるかどうかなどの認識合わせと確認も承っております。

とはいえ、人ってみんなそれぞれ認識や解釈が異なるのが当たり前なものですので、完全に100%一致、となるのは稀です。ただ、完全一致はしなくても「確かにそういう側面もあるな」と納得できるような結果になることも。

あと、ほんとーーーーーーーに稀ですが、ご依頼者様が仕事としてこういった分野に足を踏み入れざるを得ないなんらかの事情がある場合は、ご依頼者様と私の認識はほぼ完全に一致します。まあ、ある程度使う言葉が違うとか表現する際の差異は出ますが、要するに趣旨はこういうことでしょ?という話題の本質部分は一致します。ていうか高次側が意図的に「認識がなるべく一致しやすい人(この場合は箱白)」を探すので、一致しないわけがない。

認識合わせは、ご依頼者様からの「私が認識している〇〇についてどう見えますか?」という質問に対して、こちらから「〇〇はこのような特徴がありますか?」「こんなこと言ってませんか?」と返します。その情報を、ご自身で一致しているかどうかを判断していただきます。

私がそれは正しい、それは誤りである、と判断することはありません。あくまで、こちらから分かる情報をお伝えするのみです。なぜなら、自分の脳内で感知している世界を判断できるのは、自分しかいないからです。

「え〜〜〜?そんなケチなこと言わないで、この存在が本物かどうか教えてよ」___そう物足りなく感じる方には、私の霊視カウンセリングはあまり役に立たないかと思います。さらに言うなら、そもそも第三者が与える回答などさほど価値はないし、なんなら第三者に解釈を委ねる気持ちを持っている点において、高次と関わることそのものに不向きであると考えます。

↑これを「自分の霊視能力に自信がないから、予防線を張るためにこうやって逃げ道を作っている」、そう捉える視点もあるかと思います。て言うか、私もずっっっっっとそう思っていましたので。もしそう感じるのであれば、そうなのかもしれません。


認識が一致する時のお互いの反応あるある

依頼者「〇〇についてなんですけど、こういうことがあって…〇〇はどんなことを言ってますか?」

私「あーー…どういう……、っていうか普段からしょっちゅう会話してますよね?こういうこと言ってますけど、同じこと普段から聞いてません?

依頼者「あー…ですよね…はい

私「うん…なんか、新しい情報とか出なくてすいません…」

依頼者「あーー、いやでも確認したかったんで、はい」

私「ええ…まあ…よかったです(?)」


____本当に一致すると、ご依頼者さん視点では普段から言われてることを箱白の口から聞く、みたいな感じになるので何も新しい情報が出ません。デスヨネーーとしかならないです。完全に確認作業。高次側も人間側に確認させて納得してもらうことが目的なので、それ以外のことは私に伝えない。

まあ、この作業しないとぶっちゃけ本当に自分の頭がおかしいか空想癖なのか、って不安になりますしその気持ちは痛いほどよく分かるので。確認、大事。

一致しない場合

一方で、見解が一致しない場合も多いです。というかそっちの方が多いと思います。

じゃあ、なんで一致しないのか?


可能性①「箱白がインチキ説」

______真っ先に挙がるのがこの説では?

そう、実は私がただの悪徳スピリチュアル野郎で、テキトーなこと言って当たった時だけ「当たりましたドヤア!」を演出している詐欺師!その可能性があります。仮に本人であっても、可能性は誰にも否定できないので開き直って自ら可能性を提示するスタイルでおります。

さらに、オープンにしている情報なのでここにも書きますが、私は現在メンタルクリニックに通ってお薬を処方されている身です。お医者さんの見解はとりあえずうつ病とADHD(グレーゾーン)になっていますが、ぶっちゃけようわからん。でも薬は効くから服薬して生活しています。

つまり、箱白が頭おかしい説、も否定できないわけです。てか仮に私が否定して「私はまともです」って言っても逆に怪しいだけなので。やはり私側にも胡散臭い要素はあるので。


可能性②「依頼者側が病気説」

私は医者ではないのでご依頼者様がどういう病気か、そういった診断はできません。なので、もし病気なのでは?と可能性を感じるのであれば、自分が病気説
が限りなく白に近づくまでメンタルクリニックに通ってみたり、セカンドオピニオンを求めてお医者さんを変えてみるのもいいでしょう。

可能性は誰にも否定できないけれど、限りなく0に近い、くらいまで寄せることはできます。自分が病気なのかそうでないのか、その選択肢を絞り込む意味でも、可能性は徹底的に検証するのをお勧めします。

可能性③「謎かけ」

えーー個人的に一番燃えるのがこの謎かけ説。つまり、霊視カウンセリングを受けた行為とそこで得た情報が丸ごと、高次からの挑戦状の意味合いを持つ場合です。

古代ギリシャの物語で、スフィンクスが謎かけを挑むお話があります。「朝は四つ足、昼は二本足、夜は三本足になる生き物は?」

これを普通に考えるならどんな化け物だって感じですが、この答えは「人間」。なぜなら、生まれた時はハイハイで歩く赤ちゃんで、成人したら二足歩行、歳をとって杖をついたら3本足になるから。

この謎かけはゲームです。「そんな生き物はいない!」「お前は嘘をついている!」と問題文そのものを否定すると、謎かけは成立しません。

『あなたが認識する存在は〇〇、一方で箱白はそれを△△と認識した。さて、この双方の見解が矛盾なく同時に成立できるとしたら、それはなあに?』




嘘つきはいない。誰も何も偽っていない。全て真実。全て矛盾なく存在可能な見解である。____と、した場合、どんな可能性が見出せるでしょうか?
この思考法、ヤヌス思考と呼ぶそうです。


可能性④「ごめん、認識経路が違う」

これも稀なケースなんですが、私からアクセスできない世界にご依頼者さんの認識している存在がいる場合。こちらからは「確認できません」というふうになります。ちょうど私からみて死角になっているような感じ。

これだけ聞くとちょっと残念な感じに聞こえますが、

____でもね。私から死角になっているということは、相手からも私が死角になっているんです。実はこれ、使い方によってはものすごく便利なんです。

詳しい使い方は書きませんが、見解が一致しないことがむしろ貴重で良い情報になった例もありました。



霊視カウンセリング、こういう使い方もできますので、ご参考になれば幸いです。

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