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Podcastを始めてよかった5つのこと

雑談ながらも、Podcastを年に約1200分も配信、編集時間も含めたらかなり膨大な時間をささげた壮大な趣味になってきたのですが、最近、「始めて何がよかったの?」って質問されて、確かにそれは残しておいてもいいかもしれないと思い、5つくらいはあるだろうとタイトルをつけて突然に書き始めました。

え、そもそも何のPodcastやってるの?って話ですが、こんな雑談Podcastです。ちょうど2人でPodcast振り返った(#40)のが最新回です。

2023年1月31日追記)
相方かやこさんも同じテーマでnoteかいてくれました!!私と感覚が違っておもしろいのでこちらもぜひ読んでみていただけたら。

1) PCを買い替えるくらい音声編集の世界に沼る

シンプルに趣味が増える喜び。
没頭できることが新たにできるのはすばらしい
最初は「音声を編集するってどうすればいいの?」って感じで、やり方がわからず、右往左往して途方に暮れていました。
ただ、しんどいながらも手を動かし始め、少しずつやり方がわかり、編集した後、すごく聞き取りやすくなる感覚が面白くて、どんどん深みにはまっていきました。

その好きが高じて、もっと効率よくちゃんと編集したいと思って、PCを買い替えてしまいました。

もともと目的をもって文章をかいて、それを研ぎ澄ませていくことも好きなのですが、音声でそれをやるっていうのはまた全然違った感覚。

音で聞きやすいっていうのと目で読みやすいっていうのはどう違うのかとかもっと掘り下げていきたくなります。

2)Podcastの始め方をアドバイスできるように

もちろんド素人ではあるんですが、だからこそ。
個人で音声で発信がしたい!という人で私が応援したい人がいたときに、最低限このくらい準備できたら始められるよ、とアドバイスして後押しできるのはうれしいです。

仕事にしているくらい、伝えたいことが伝えるべき人に届けられる瞬間が大好きなので、仕事の枠を超えて、そういう営みに関われるのは純粋に心地よいこと。

アドバイスだけしているものもあるんですけど、「脱出ちゃん」は私もインタビュアーとして参加しています。

2023年はもっと音声メディアを勉強して、広く「繋がる」方法を模索していき、それをまた応用できるようになりたいと思っています。

3)ごきげんなリフレッシュ習慣ができる

どんなに仕事やプライベートでしんどい時も、収録で話しているうちに、直接的にも間接的にも「お焚き上げ」されていく感
とでもいえばいいのでしょうか。

「お焚き上げ」は私たちの番組で推奨する、愚痴でもなくネガティブでもない、もやっとした経験を人に話すことによってリフレッシュする方法です。

ポジティブに生きようと思っても、どうしてもしんどいこと、もやもやすることはありますよね。

30を超えていくとライフステージの変化によって昔からの友達にも簡単には会いづらくなる。ただ話してすっきりしたいだけなのに同僚に話すと利害関係があってちょっと影響がよろしくない。などなど、そう簡単に人に話せなくなるなーと思っていまして。

だからといって、知らない人がいるバーにいってお酒を飲みながら話すのは時間的にも金銭的にもコスパが悪い気がする。

そんな時こそPodcast!

捌け口にしてるわけじゃないんです。

ただ、Podcastで雑談しつつお焚き上げすることで、あーこのできごとへのもやもやは私のひとりよがりな感情じゃなかったんだとか、笑い飛ばしてもらえてすっきりしたなーとか、日常の些細なことにもフィードバックが得られることで捉え方に新たな視点が加わるのがうれしいというか。

まず何より私たち自身がこの収録のある生活を最大限楽しんで活用できているな、と思えるのはすごくいいことだと思っています。

4)自分の「話し方」へのメタ認知が進む

Podcastをしていなかったら、自分の声をこんなに聞き直して振り返ることってなかっただろうなと思います。

話題の選び方、リアクションのとりかた、口癖など。

自意識過剰なところはもともとあるんですけど、それゆえに自分のダメなところを直視するのが怖くて、目を背けていたんですよね。

たとえば、聞きながら考えていた時に、相手の話へのリアクションがすごく薄くなってしまうと、あたかも退屈しているみたいに聞こえてしまうから気を付けようとか。
オチのない話ばっかりしてるなー、でもそれはそれで面白いって思ってくれるならいいのかなとか。

ちょっと距離と時間をおいて、自分の発信の仕方を振り返ると、冷静に分析して改善しようという気になれます。

人のことを話すのは得意なんだけれど、自分について話すことはあまり多くないので、どんどんその方面に不器用になっていたのですが、今は、Podcastでないシーンでも、自分について話しやすくなりました。

5)どこにも所属しない私自身の意見を届けてリアクションがある喜び

最後にもってきたのですが、正直、これに尽きると思います。私の場合。

多くの人にも言えることなのかはわかりませんが、私は、企業広報をしている中で、あるいは学生時代から評価の目線がある場所でばかり発信していることで、「こう言いたい」より「こう言うべき」が先に頭に浮かんでしまうくせができていました。

もちろん仕事で自己主張していないわけではないし、「べき」と「したい」がセットになっていることもあるのですが、「べき」のない世界で、「で、あなたはどう思うの?」と言われると何も出てこない、ということを何度か経験しました。

あれ、私こじらせてる?
そう思ってこんなnoteもかいていました。

つまり、Podcastをすることで、その危機意識が払しょくされたのはとても大きな収穫でした。
よほどのことがない限り、誰にも迷惑のかからない、責任のない場所で、思っていることを思っているままに話すこと、そしてそこに少ないながらもポジティブなリアクションをいただけること。
そのありがたみが、今、改めて身に染みて感じられます。

おそらく一緒にPodcastをしているかやこさんとは全然違う「よかったこと」になっているかもしれませんが、そんな感じでこれからもPodcastを配信していくことを何より自分自身で楽しみつつ、共感していただける方にとっても面白がっていただけるものになればな、と願ってやみません。




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