退職

 去る3月31日付で勤めていた市役所を退職しました。
 これについてはどのように書こうか迷ったのですが、取り合えず書ける範囲で詳しく書いてみたいと思います。

 まず退職の判断についてですが、これは良いとか悪い以前の問題で、個人的にはこの選択肢以外に選びようがありませんでした。
 大きな理由は原因不明の体調不良に見舞われたこと、そしてそれが多かれ少なかれずっと続いている事です。これについては現在も治療中なのですが、徐々に良くなっている感触はあるので、以前ほど酷い状況ではありません。
 ですが今後の事、職場に復帰する際に自分の体調と向き合いながら働いていく事に対して、あまりに無理があると感じた為に退職という道を選びました。
 それは出来る出来ないの問題では無く自分の価値観と照らし合わせてという問題で、働く事のみに集中してその他の殆どの事を諦めれば多分何とかなったとは思うのですが、それはいくら何でも御免だという事です。
 また、それである程度の時間凌げたとしても、その後により大きな揺り返しが来る可能性が高かったことも理由の一つです。

 自分の体調不良については直接的な原因は未だ判然としませんが、それは恐らく直近の数年の事では無いのだろうと考えています。
 色んな事が複合しているとは思うのですが、恐らく十数年、下手をすれば二十数年かけてなるべくしてなったというのがが恐らく近い所だと思います。
 内容があまりに自分の根源的なことでクリティカルな問題なため、まだちょっと具体的に書くことは出来ないのですが、言える分だけ言えば色々とごまかして生き続けることは無理があるのだろうという事です。

 取り合えず今後の事についてはまだ特に決まっていません。向き合うべき事は多々ありますが、色々ともう少しマシにできるように取り組んでいくことがひとまず先決だと考えています。
 個人的な心情としては、辞める前と後では少しびっくりするほど何も変わっていません。最後の休職に入る事になった日(2年前)にこうなるだろうことはほぼ確信があって、その際にある程度覚悟が決まっていたのかもしれません。

 最後になりますが、現在余りに急激に様相が変わり続けている世の中ですが、皆様も健やかであり続けられるよう願っています。

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