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誰かの、大切な思い出になるために。/映画&ドラマレビュー

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1本の映画が、まるきり世界を変えてしまうこともある。価値観を変えるような、それでいて穏やかに日々の愛に気づかせてくれるような、映画を観たい。語りたい。クラシックな定番作から新作、… もっと読む
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#映画レビュー

痛いほど、忘れ得ぬ青春映画。

痛くて痛くて、息ができないほどに苦しくて、体の一部から物理的に血を流した方がよっぽど楽だ…

名優から若者へ、力強い愛のまなざし。【冬に味わう珠玉の名画3選】

ロビン・ウィリアムズ、アル・パチーノ、ダニー・デヴィート。ハリウッドにおいて数々の『名画…

令和に思う。スクリーンの向こうのティーンエイジャー事情。『ブックスマート』(2020…

公開の待ちきれなかった話題作『ブックスマート』を、ヒューマントラストシネマ有楽町にて、早…

映画のミカタvol.2/あえての冬のホラー

【Whipped本誌連載】「Encounters/トビラを開ける」② 『スクリーム』シリーズに観る、ジャン…

映画のミカタvol.2「あえての冬のホラー」関連おすすめホラー映画たち

①映画好き男子おすすめの伝説的ホラー。私も”開眼"してしまいました…『悪魔のいけにえ』(1…

ベン・スティラー、ハリウッドが愛してやまなかったその魅力の全てについて。

コメディアンに魅力的な方が多いのは必然で、言葉や行動選びにしても、相手の反応にしても、相…

かろうじての「善さ」を保つ世界の危うさよ/『ブラック・クランズマン』(2019年アカデミー脚色賞/スパイク・リー)

2019年度のノミネート&脚色賞受賞作、『ブラック・クランズマン』を観た。同タイトルのノンフィクション小説の映画化で、1970年代、黒人初の市警巡査となったロンが白人至上主義組織として名高い「KKK」潜入捜査を行うというセンセーショナルな物語。 ユーモアを交えながらテンポよく進むストーリーに、時折差し挟まれる「毒」にドキリとし、それが単なる演出でなく、むき出しの「真実」を描いていることに気づいてまたぞわり、とする。 物語が進むにつれ、その「毒」は、じんわりと全身を浸食して

時を超えて共感する、魅惑的なヨーロッパ時代物映画の世界

「時代劇」というとなんだか固いですが、「コスプレ」は身近な言葉ですよね。costume playとは…

映画のミカタ/vol.1「SFの魅力って?」

【Whipped本誌連載】「Encounters/トビラを開ける」① 映画を見るの大好き!けれど、気づけば…

繋ぐ。50周年の、ドラえもん。

【注:この記事は2020年5月執筆の再掲です】 コロナ・ショック、春休み恒例の「ドラえもん映…

偉大なる探偵とのコラボの意味とは?「エノーラ・ホームズの事件簿」について考える

Netflixで公開されたばかりの本作、 我が家の娘達と楽しく鑑賞しました。 ホームズと名のつく…