濱口秀司の頭の中(wired vol34)

ビジネスの本質は無限の自由度から自由度を落としていくことにほかならない

ステップ1 身の毛もよだつアイデアを考える
コンセプトや戦略の段階では資源がなく自由度が高い状態であり、意思決定を経てその配分は逆転し、実行段階では自由度は低く資源配分が最大になる。

人である限りバイアスはあり、そのバイアスから1歩踏み出したアイデアが必要。

「引き受けたら答えを持ってこい」というアメリカのカルチャーのゆえ、現状の整理を超えて答えを出す

ステップ2 不確実なものを意思決定する
方向性が分かる程度の不確実性までは組織で意識決定する。その先の不確実性は事業的に無視していい。

ステップ3 実行に落とし込む
自分が建築家タイプ(俯瞰計画型)と大工の棟梁タイプ(実際的な実務テクニック型)かを見極める。
両方の能力に気を配る必要がある。
モチベーションの統一も必須。

偉大な人を見るのではなく、
偉大な人が見ている先を見よ

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