103 不動産証券化商品の組成と販売にかかる留意点

ポートフォリオを組み、上場するのを出来るだけ早くする
導管制の確保

上場第1期決算の特殊性
物件の取得ペース等により一時的に凸凹する
ならしたものが巡行ベースと呼ばれる

LTVの変動にも留意 レバレッジのかけ方は利率や物件の利回りも鑑みて伸長に

投資口数の管理 口数増加に合わせて収益性も上昇させないと還元利回りが低下し、市場からは嫌悪されてしまう

運用面での中長期的な課題
保有物件の商品性の維持
複合型と特化型 特化型同士の合併などもウォッチされている
海外物件、ヘルスケア特化、信託型、インフラなど新しいJREIT
私募REITの拡大
M&Aに伴う免許の変更や金商法上の届け出が必要な点等

投資法人の税法上の導管制要件による制約
主として国内で投資口を募集する
配当可能利益の90%以上を配当する
原則としてほかの法人の株式、出資を50%以上保有しない
機関投資家以外から借り入れをしていない


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