いつも同じ〆技についての話

 こんにちは。しろみです。
 お前は誰だ?とお思いの方がほとんどでしょうが、Patio所属のシガーボックスジャグラーです。世代は97。
細々とした自己紹介代わりに、今回のまちかね祭で行ったルーチン動画を貼ります。
https://vimeo.com/305513975

 せっかくアドベントカレンダーに登録したので、内省的になりすぎないように少しだけこのルーチンについて話したいと思います。とはいえ、わたしのここ1年のルーチンはあるPatioの先輩に大きな影響を受けていて、ずっとその人のルーチンを目標にしていたので、内省的にならないようにするとほとんど話すことはないのですが。
 このルーチンは、2月末にあった関西学生大会での演技でできなかったことをするために作りました。大会ルーチンも貼るので観てください。こちらはれっきとした宣伝です。
https://youtu.be/2wzAZV_8EtE

 要するに、今回のルーチンでは大会では入れられなかったピルエットととんがりコーンパートをしたかったんです。それと3シガーパートの技密度を上げてみました。単純に技数が増えたので今回初めてルーチンに入れる技が多めだったのですが、いつも通りの技もあります。ルーチン最後の技、背面大回転です。

 わたしが〆技として背面大回転を多用する理由は、大きく分けて2つです。ひとつは「〆技感がすごい」から。後ろを向く以上絶対に技の流れは途切れますから、背面大回転以上に〆技らしい技はそう多くないとわたしは思っています。
 もうひとつの理由は、多用してるために人前でもちゃんと成功すると分かっているから。決まると分かっている技が最後にあるのって、かなり気が楽じゃないですか? ひとつ目の理由と重なりますが、最後っぽい決まる技がきっちり決まれば、途中で少し崩れても「まぁ背面大回転は決まったから」って言えるんですよね。終わりよければ、ってやつです。

 とはいえさすがに多用しすぎたようで、Patioの人からは時々「そろそろ背面大回転で終わるの飽きてきた」と言われます。そうだろうなとは思うのですが、今のところ背面大回転以上に最後っぽくて安定している技はありません。目新しい技に挑戦してミスを量産した上帰れなくなるよりは、見慣れていても一発で決まる技のほうがわたしは好きです。〆技ですから、堅実にいきましょう。そんなわけで、もうしばらく背面大回転で終わるんだろうなと思っています。
 

最後まで読んでいただきありがとうございました。