夢中になっていたら

昨日は買いだめした本、色々なジャンル、種類の小説、漫画を読んでいた。
一緒に住まない夫婦 そしたら夫が死にかけて、堀内三佳さんのエッセイ、旦那さんが死にかけたってどうしてと思ったら、アルコール依存症ではなく糖尿、それもかなりひどかったらしくてびっくり、他人ごとでは無いわと思っていたら、なんだか隣の部屋でどんどんと変な音が。
吉宗(猫が)暴れていると思ったら部屋の電気をつけて暴れていたけどどうしたのと思ったら旦那が発作を起こしていた。
全身汗だくて、これはまずい、病院からもらったブドウ糖のタブレットを飲ませたけど、飲み込めない。
錠剤としては少し大きいし、これは市販の小さなラムネのほうが良かったかなと思ったけど、買いに行ってる間も惜しい、女ゔ剤を砕いて水と一緒に飲ませたけどそれでも口から出して来るのよ。
これはもう死ぬのかと思ってしまったわ。
シャツ、下着が汗だくでは肌に張り付いていて、発作を起こす前に知らせてくれたら、いや、猫たちのお陰でわかったから、よしとしよう。
上半身を起こすのも汗だくになりながら、少しでもブドウ糖と水を胃袋に流し込まなければと思っていて、ふと気づいた。
砂糖水を飲ませればいいのよと。
自分のかかりつけの医者に以前旦那が発作でと説明したら、さとうみずというのを思いたしたのだ。
焦っていると人間ど忘れするのね。

途中でベッドから体がずり落ちたけど、抱え上げて寝かすこともできない。しばらくして肌の色も少しずつよくなってきたときはホッとしたわ。


一晩たって、今日が透析の日だから「先生にちゃんと話して説明して」と念を押したけど、帰って来てから血圧、数値が急に下るタイプだかろうと言われたらしい、あとインシュリンの量を変える、少し減らそうとか言われたらしいけど、ここはもう医者と患者の問題だ。

それにしても、エッセイ本、入院して死にかけたところを読んでいるときに、自分の旦那が発作を起こすとはびっくりだ。
倒れそうになったら声を上げて呼んでと、病院から帰ってきてから怒ったけど、その暇もなくて気がついたら倒れていたらしい。

朝になって汗だくの下着、枕、布団、敷カバーを洗ったわ。
午後になって自分のほうがぐったりとしてしまった。
気がついたら猫たちも寝ていたわ、疲れたのかしら、吉宗に感謝だ。
透析をうけているから安全、大丈夫ということはないのよね、途中で血管が塞がったりして、拡張の手術も必要になるし。
少し前に、献体の手続きも無事完了して、これだけでも万が一の時とか、考えると、ちょっとほっとしたわ。

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