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やりたいことがわからないから税理士を目指す次男 その1

2年持たなかった次男の就職


2021年4月1日 新型コロナの影響を受けて厳しい就職戦線をへて就職した福岡の中小企業メーカー。

3ヶ月の研修を経て東京営業所で営業担当として、アフターの仕事をしていたが、会社の仕組みとブラックさ加減にさじを投げ、2023年12月いっぱいを持って退職。

つまり、2年持たなかったのでした。

12月中旬には、東京から福岡の我が家に帰ってきた次男のことを12月いっぱいはほっときました。

元々、2年前の就職活動の時にも感じていた、自分の人生を生きるにあたっての納得感がいまいち伝わらない選択肢に、ずーーーーーと言い続けてきた

「何がやりたいの?」

という問いへの答えが私としてピンとこないままできたからでした。

メーカーでの仕事を通して経験を積んだ後に海外にでも行ければいいと言っていたが、それも本気なのかどうか疑わしかったからです。

そして、辞めた。

年が明けて、2024年になったから改めて同じことを質問したのです。

私「何がしたいの? そして、今年どうするの?」

次男
「うーん、やりたいことがわからない。とりあえず、1月いっぱい仕事を探して、見つからないようなら4月からワーホリにでも行ってこようかなと思う。」

私「スケジュールはわかった。」と言って、私と妻は2週間インドネシアへ旅行に行ったのでした。(元々の予定通り)


*************2週間後*****************

2週間後の答え


旅行から帰って、改めて聞いてみると、

ハローワークに行ったり結構忙しかったようですが、2週間前と同じ人間とは思えない答えが返ってきました。

「会計事務所で働きながら、税理士を目指そうかなと思う。税理士になれば、会社のコンサルというような仕事もできそうだし、うちの不動産の事業もゆくゆく見ていけるようになるだろうし。なので、とりあえず2月に簿記3級の試験を受けようと思う。」

あらま。
ずいぶん、考えたんだね。

若い時のチャレンジは大いに賛成です。本気で取り組むことができるチャレンジは、たとえ失敗しても価値あるチャレンジ。
今回の次男の選択は、ようやく親として納得できる選択肢なのでした。

長男は、医師を目指して、合格を待つだけ。
ここにきて、次男も士業を目指すことになるとは思いませんでしたが、専門家を目指すというのは、今の時代、ある意味王道です。

方向が決まったら、親としてもやれることとアドバイスは惜しみません。

「税理士を目指すのであれば」
・4月以降に家から出なくてもいい。いらないお金の心配は不要
・独学では無理なので、学校に通うこと
・ハローワークに相談をして就職活動の一環として学校に通うことが認められるか確認すること
・簿記3級、2級、1級がハローワーク上で支援される対象なのかを確認すること

ということをまずは意識を合わせたのでした。
勉強を始めて、1ヶ月で2月8日に受験した簿記3級は、即日合格をもらったと連絡がありました。

さて、これからどうなるやら。

2月9日


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