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2019年今年の楽曲10選

(FC2ブログからの移管記事)

今年もいよいよこの季節がやってきました。
2019年の10選の発表です!

単に好きな曲を10個並べるに留まらず、
楽曲のオタクが1年をどう過ごしてきたのか、どんな価値観を持つオタクなのか、
それこそ名刺代わりになるものだと思ってます。
年末に同人誌を書くように色んなオタクが10選を表明すると楽しいよね。

さて、皆さん色々選考基準はあると思いますが、うえすと的には以下の3点がルールになります。

・2019年にうえすとがハマった曲(発売年は問わない)
・2,3ヶ月程度は継続して聞いている曲
・1名義1曲まで(1コンテンツ内の複数ユニットは可)


今年は例年より数倍選考に苦労しました…
個人的には前半はサイサイ、後半はリステという1年でしたが、このリステがまぁバケモノ。
リステ楽曲だけで10曲近くノミネートされてしまったので、絞り込みに誇張なしに2ヶ月悩み苦しみました。
ではでは、さっそく発表していきましょう。



01.群青インフィニティ
歌:東山奈央
作曲:東山奈央
編曲:WEST GROUND

さて、まずはこの曲。というか2019年不動のNo.1楽曲です。圧倒的。
2018/12/24のにじかいっ!vol.1に行った人ならご理解頂けると思うんですが、
イベントで初披露曲をやった時にあそこまで盛り上がり、終わった後にざわつき、
翌年の10選入りが確定したことなんて今までないです。あの時の衝撃は本当に鮮明に覚えてる…

楽曲で言えば「作曲:東山奈央」のワードの強さよ。
Rainbowの時に見出されたセンスが攻めの楽曲にここまで生きるとは。
何より仕上げたWEST GROUND氏の功績が大きいと思うんです。同じWESTとして誇らしいです。
ラストの「何度も何度も何度も何度でも」のところ、天才。

こちらのアルバムを引っさげて回ったツアーは本当に楽しかったですね。
横浜DAY2アンコールでの群青インフィニティは一生忘れない。今年No.1ライブです。
そこそこ大人しめに聞いてた後ろの席の女性も、隣のあんまり飛ばないオタクも、隣のすごい飛ぶオタクも
皆が一体となって首振って飛んでぐちゃぐちゃになって…これこそライブ…ライブは一体感
来年もこの子を見続けたい。名古屋で当たったサインT大切にします。


02.EXPOSE 'Burn out!!!'
歌:RAISE A SUILEN
作曲:菊田大介(Elements Garden)
編曲:菊田大介(Elements Garden)

音源よりライブ映像だよな~って思ってたら公式が良い動画を上げていた。
バンドリ、前半は良い感じに右肩上がりを感じていたのに、後半は失速を感じざるを得ない1年でした。
失速というより曲を生み出すことよりプロモーションの方に舵を取ったという感じですが。
その中でメキメキとファンを増やし続けたのが唯一RASだったように見える。
ぴんりこのオタク増えすぎ。

さて、この曲DECLARATIONの一応裏という扱いだし、そっちも勿論最高なのですが、
楽曲的に刺さったのがこっち。ツーステも最高に気持ちイイ!
紡木パートが曲の強烈な個性になっていて、RAS楽曲の中でも最もRAS全員の曲だって思うんですよね。

ライブペースが早いからこの曲もこの西武ドームの含め結構聞きましたが、
やっぱりブシロDJライブの時に紡木本人がDJやってこれ流した時に踊り散らかしたのが最高だったね。
RAS野外公演はよ

ちなみにバンドリではFIRE BIRDも10選内定してたのですが、内定取消に会いました。世知辛いね。


03.アタシ♡カワイイ♡宣言!!!
歌:姫坂乃愛(CV:鬼頭明里)
作曲:法戸祐樹
編曲:法戸祐樹

わたてんより乃愛ちゃんのキャラソンです。劇中でも歌われてたので本編見た人なら分かる。
今年のアニメ一番好きだったの結局これかも…最終回は本当に何度見ても飽きない。
我らの伊賀さんが名を轟かせた作品としても非常に有意なアニメでしたね。

この楽曲、とてもキャラソンとは思えないクオリティで完成度が非常に高いにも関わらず、
どこまでも”乃愛ちゃんっぽい”という、キャラソンとして究極形態であるのがポイントです。
鬼頭さんがソロデビューして改めて思いましたが、鬼頭さんの声の良さも抜群に引き出してるのがすごい。
作編曲がほぼ無名の方なので今後に注目したい。

というかこのキャラソン集はマジでレベルが高い。
やっぱりみゃー姉なんばーわんもアニクラで聞きたい1曲。なんで犬フェスでやらなかったんだ…


04.KAKUMEI (2015年)
歌:Silent Siren
作曲:クボナオキ
編曲:samfree&クボナオキ

さてさて、今年前半はサイサイの年でした。バンドリからの流れでハマったちょろいオタクです。
キャッチーな八月の夜、女子校戦争などから始まり、全楽曲を舐め回すように聞き込みましたが、
やっぱり最後に残ったのはこの曲、KAKUMEI。
ポピサイ西武ドームの後の31313ツアー追加公演にも行ったんですが、本当にエモかった…
ハイテンポな攻め曲にがっつりハマって最終的にミドルテンポのエモ系に落ち着くパターンですよ。

身内でやってるバンドではフジヤマディスコとKAKUMEIをカバーさせてもらってます。
KAKUMEIが最初に形になった時は本当にグッと来てしまった…まだまだお世話になります。

それはそうと今調べて知ったんだけど、編曲にさーーーsamfreeさん噛んでたの!!??
サイサイの歴史を知らぬものだけど、ずっとsamfreeさん関わってくれてて、
もしかしてこのKAKUMEIが最後になったのか…?なおさらちょっとクるね…


05.brave climber
歌:水瀬いのり
作曲:中野領太
編曲:中野領太

何だかんだいのりんの曲は毎年1つは10選入りしている、武道館行けなかった…
しかしこのアルバムはめちゃめちゃ強かった。
2019年ベストkz賞を受賞したfuture seekerもこちらのアルバムです。

作編曲の中野領太さんはどうもonetrap所属のようです?アイカツ曲も書いてくれたのでもう家族です。
今回の10選にノミネートもされたほっちゃんの「光の海へ」も氏の作品ですね。
あまり認識がなかったですが絶対に覚えておきたい人物のようです。
なんかクソブログみたいな文調になってしまった。いかがでしたか?これからも応援したいですね!

しかしこの楽曲、どこが天才的かと言うと最後の最後なんですよね。
「手の中にーーさーあーーーーあーー夢を止めないでーー」
ここの「あーー」がね、今までずっと不安定に閉じてたサビが、楽曲全体がこの1音のための伏線だったとしか思えないほどの存在感を出してかつ効果的に余韻を残す役割を果たしてると思うんです。本当に痺れた。
横アリ絶対に行くぞい


06.With Your Breath
歌:SPR5
作曲:俊龍
編曲:山口高始

今年はまぁ俊龍がカルト信仰と化した年と言っても良いですね。
まずはこの俊龍、SPR5よりWith Your Breath。何かのアニメのアニタイでした。忘れたい。
アニメのことは置いとくして、今年のアニソンでは他に追随を許さないぶっちぎりのNo.1楽曲ですね。

この曲もまた非常に俊龍らしさが出てる曲です。
ちょっと前に俊龍らしさとは何かを考えたのですが、その一つが「サビの端切れの良い休符」だという主張をして、そこそこ賛同を得られたのが嬉しかったです。
サビの素晴らしさも勿論なんですが、この曲の表現は「加点要素がすごい勢いで通り過ぎていく曲」だなぁと聞き続けて思ってました。
恐らく本当に曲自体も短いんだと思うんですが、これ加点!これも良い!これも!あ、曲終わった!
みたいな曲ですね、休憩らしい休憩がない。メリハリがない曲が苦手な人は無理かも。
SPR5もっとガンガン売って欲しいですね。


07.ミツバチ
歌:Le☆S☆CA
作曲:田淵智也

田淵神。ナナシスはLe☆S☆CAだけ楽曲レベルが頭一つ抜けてるんだよな。
これだけ楽曲聞いてるのにライブ行ってないのは勿体ない気がしてるが、ユニットソロライブやってくり。

このミツバチ、田淵神がナナシス好きを公言してる中作ったとあって、まぁ気合が入っている。
とにかくすごいのが、1サビの前半だけをスネアでリズムキープするという点です。
ドラムパターンとしてはそこまで珍しくないっちゃ珍しくないですが、
このメロの展開でやるか!??っていう意外性に初見の時はひっくり返ってしまった。
2コーラス目への展開が美しいし、やっぱり田淵すげえやって改めて思った曲ですね。

それと裏扱いの「ひよこのうた」、この曲もすごい。
タイトル、音、歌詞すべてがアンマッチ。誰が「ひよこのうた」からアラサーの哀しさを歌った曲だと思う。
こっちも最後まで10選ノミネートに残っておりました。


08.O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
歌:久川凪(CV:立花日菜)、久川颯(CV:長江里加)
作曲:烏屋茶房
編曲:篠崎あやと

オイモスポイとしての責務を果たす時が来ました。
デレに関しては今年はこれ一択です。これ聞くために幕張公演行ったようなもんですからね。
りかちまるさん、わたてんのひなたで才能が開花してしまったし声が最高です。でもなーの方が好き。

この曲…曲なのか…?本当にこれを10選に入れてしまっていいのか…?
とにかく終盤の「愛してたいの!」がめちゃくちゃ良くて、全体の楽曲のレベルを引き上げてるんですよね。
だいぶ冷えていたデレ熱が名古屋で再熱したので大阪行きたいですね。待ってろよタッキー

さて、他アイマスで言えばシャニが破竹の勢いで伸びましたね。
Ambitious Eveもノミネート曲でしたし、1周目より微妙と思われた2周目も聴き込むとなかなか。
去年のアルストロメリアの衝撃ほどの楽曲はなかったけれど、Bloomy!は泣いちゃうね。
バンナムフェスでようやくシャニのお姿を拝見できたけど放クラとかめちゃ楽しかったし、2nd何卒。

あとはミリ、正直Episode Tiaraが一線を画する素晴らしい楽曲で、10選ほぼ確定だったんですよね。
生まれた年が悪かった。


09.Stage of Star (2017年)
歌:ステラマリス
作曲:俊龍
編曲:Sizuk

オイオイ泣きながらリステ楽曲を2曲までに絞りました。リステは来年も爆発する。
この曲はリステに本格的にハマるきっかけになった曲なので、絶対に外せなかった。

時を遡れば夏アニメの新番組CMが流れ出したあの頃…
初めて聞いたのは「宣誓センセーション」、何だこのご機嫌な楽曲は!?と引き込まれ、
アニメを見てるうちに伊藤翼ワールドに魅了されながらも、ある程度の距離を保っていたが、
俊龍俊龍騒いでるステラマリスをググってこの曲を聞いてしまったが最後、もうダメになってしまった。

このステラマリス、とても声のバランスが良いんです。
たかみなと諏訪ちゃんは歌声は結構芯があってしっかりしてる、格好いい。
でもそれだけだと緊張しすぎてしまう。俊龍楽曲の不完性という魅力に対して歌が硬すぎちゃう。
それを田中あいみさんの甘い声が合わさることで絶妙な隙が生まれる。これが俊龍楽曲との完璧な調和を生み出していると思うんです。

ステラマリスソロ絶対行きたい。頼むぞ。


10.367Days (2018年)
歌:KiRaRe
作曲:伊藤翼
編曲:伊藤翼

俺の答えはこれだ!!!!!!!!!!
KiRaReの一曲を選ぶのに2ヶ月以上悩みました。アニメからリステに入った人、皆同じ悩みでしょ…?

前述の宣誓センセーション、ドンスマ、OvertuRe、このへんはもう選べる領域じゃない。
本当にコンマの差で、3rd昼のぶっ刺さり具合の差で、367Daysを選ばせて頂きました。
2ndライブの思い出の曲らしく、そこが共有できてしまったらもっとどうにかなってたんでしょうね。

本当に終盤の展開が素晴らしいんですよ。楽曲の力だけで涙が出てくる。
「今日までありがとう、そしてこれからもよろしくね。今ここが君とあの日夢見たスタートライン」
なんてありふれたフレーズがこんなぶっ刺さることある!?

本当に珍しく歌詞を褒め称えたんだけど、
普段全く耳を傾けない歌詞が、リステ楽曲は何だか自然に耳に残るものが多い。
これって個人的にはすごい事なのでまた別途考察を加えてみたいなと思いました。



リステ楽曲に翻弄された後半戦、テトラ・トロワ・オルタンからも選びたい曲はいっぱいありました。
特にせーので飛べ。これに関しては10選の中の1曲という位置付よりも、何か特別賞的な枠に値するので除外しました。
新人賞やら秀和賞やら枠を作ってしまうのは簡単ですが、未練になってしまいそうなので止めときます。

来年もまた素晴らしい楽曲に出会えると良いですね。Share the lightは既にシード権を獲得してます。
1年お疲れ様でした。

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