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2021年の楽曲10選/声優アーティスト楽曲大賞2021

(FC2ブログからの移管記事)
夏の終わりくらいから本当にひどいもんでアニタイのことを記事に書く余裕すらなかったですね、悲しい。
今年も10選をまとめる時期がやってきました。
コンテンツとしてはIDOLY PRIDE、特にソシャゲに謎にハマってしまって星見プロ関連楽曲を聴きまくっていた1年でした。麻奈様こんなことになってしまうとは…
ライブもやれたりやれなかったりなご時世でしたが、やっぱり楽曲はライブで化けるものですね。そのせいで本当に悩みました。
今年も以下の選定基準でやっていきます。


・2020/12/1~2021/11/31までに発売した楽曲
・1ヶ月程度は聞き込んでいる楽曲
・1名義1曲まで(1コンテンツ内の複数ユニットは可)


今年は要件を満たすかどうか微妙ですが、#声優アーティスト楽曲大賞2021にも参加という形にしちゃいます。


1 アカトキ / 楠木ともり
2 FIGHT oh! MIRAI oh! / 星見プロダクション
3 20xxMUEの光 / DIALOGUE+
4 始まりは君の空 / Liella!
5 秘密インシデント / ≠ME
6 Starcast / 石原夏織
7 ソールに花びら / 田所あずさ
8 Canary Yellow / 内田彩
9 ミライキャンバス / AiRBLUE
10 恋じゃないなら何なんだ / 和氣あず未


1 アカトキ
歌:楠木ともり
作詞:楠木ともり・鳴海夏音
作曲:楠木ともり
編曲:多田三洋

今年の圧倒的な大賞です!
正直2021年、一瞬でもこの楽曲のトップが揺らいだ瞬間はなかったです。
正確には全然今年の曲ではないのですが、「Forced Shutdown」にて正式にリリースされたということでご勘弁いただきたい。

さてさて、とにかく「作曲:楠木ともり」って何やねん状態ですよ、若手声優ここまで出来ちゃうのは反則でしょ…
これまで年の大賞に選んでいた曲…というか10選楽曲はほぼゴリゴリベタベタのアニソン!っていう楽曲が多かったので、
やれ展開が素晴らしいだのギターが素晴らしいだの知ったか顔で偉そうに語ったもんですが(多分この後やりますが)、
この楽曲に関しては楠木ともりの音楽を聴けとしか言いようがないです。
楽曲と歌唱とパフォーマンスと…全ての方向性が合致してるのはシンガーソングライターの強みですね。

12/22のライブも本当に衝撃的でした。ここまで音楽でぶん殴られたのは久々です。バニラはやばい。
歌が上手いアーティストはいっぱいいるけど、歌が魅力的に思えるアーティストは替えがきかないなぁとしみじみ思いました。
来年も無限に伸びる。ツアー楽しみですね~


2 FIGHT oh! MIRAI oh!
歌:星見プロダクション
作詞:Q-MHz
作曲:Q-MHz
編曲:Q-MHz、伊藤翼

さて前述のとおりアイプラ楽曲です。こいつも不動のNo.2でした。
先見の明がなく行ってなかったアイプラ初イベの「IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING -」で初披露された際、まぁまぁ冷えてたイベントだったのに一瞬で流れが変わったと名高い楽曲です。
まぁとにかく聞いてて楽しいですね!!Love Cheatっぽいよね。

作曲陣はQ-MHzとイトツバ。とてつもないメンバーのクリエイター集団ですが、ここまで刺さるのはころあずの「Fighter's high」以来…?今年は本当に田淵にやられました。
「止まらん」「解からん」とかいう歌詞の語感もめちゃめちゃ良いんですわ。

楽曲としてはとにかくベースが目立つというのはまぁそうなんですが、
歌い分けのバランスが非常に良い!というのが一つあります。
特に渚と芽衣の使い方が最高です。比較的声質が特徴的な二人を絶妙なタイミングに配置しておる。
ライブ絶対楽しいよねこれ。2月はよ来い。


3 20xxMUEの光
歌:DIALOGUE+
作詞:やしきん
作曲:田淵智也
編曲:やしきん

さて、今年最も大躍進を遂げたアーティストDIALOGUEちゃんからはやしきんを選びました。
プライベイト…Sincere Grace…それこそ大人気のおもいでしりとり…何ヶ月も悩みに悩みましたが、
最終的にはこれしかない!と思いました。

ただただアホみたいに楽しい曲って10選に入れるのはどうだろう…楽曲的に優れているかと言われると…?
みたいにも思ってたんですが、ただただアホみたいに楽しすぎる曲も、突き抜けるとどの曲よりも優れてしまうんだなと気付きを得ました。

この曲はやっぱりライブですよね。サビの振り付けマジで楽しすぎる。何あれ。
今上がってる東京公演の動画も期間限定なんで良い動画がなくて残念ですが、上がった際には発信したいですね。
本当にDIALOGUEちゃんのライブは楽しいから来年もいっぱい行きたいですね。
オタク高齢化により声優現場が大人しくなってきてる問題が顕著になる中、本当にオタクが楽しそうにはしゃいでるのが最高なんだよな。
オタクも楽しそうだけどクリエイター陣も楽しそうなのが伝わってくるのがDIALOGUEちゃんの最大の魅力だなと思う。


4 始まりは君の空
歌:Liella!
作詞:畑 亜貴
作曲:兼松 衆
編曲:兼松 衆

今回最も悩んだ枠がLiellaです。これを書いてる今も悩んでます。「Day1」が素晴らしすぎる…でもまぁこっちかな…
馬車馬のように働かされている彼女らの始まりの歌。あまりにも強すぎる。
ぶっちゃけ最初は全然記憶にも残らず、新しいライブライブの人達の曲パッとしね~とか言ってたんですが、
聞けば聞くほど魅力が出てくるとんでもない楽曲でしたよ。

好きポイント1としては1サビのリズム隊ですよ。スネア刻み!!ナナシスLe☆S☆Caのミツバチと同じ手口でやられました。
やっぱり最初だけで2サビとかは普通に刻むんだもんね。でも落ちサビではスネアなんだよね。最高か!?

好きポイント2もサビだけど、コード進行とそれに乗せるメロがあまりにも良すぎる。
最初のF→Dm→B♭のとこですが、トニックからスタートして2小節ごとにエモさを増していって、特にサブドミナントのB♭で最高潮に達するのが気持ち良すぎる。
つまり「どんなどんな夢か教えて」のところが最高にエモいという話です!

Liellaは本当に歌声が綺麗で歌唱も安定してるから歌番組とかで見てもヒヤヒヤしませんよね。
今回のライブは日程的に厳しかったが来年は必ず!


5 秘密インシデント
歌:≠ME
作詞:指原莉乃
作曲:宮川 麿、M!SATO
編曲:宮川 麿

ノイミーしっかりハマってしまいましたね。声優アイドルユニット…ってことでいいんだよね…?曲以外全然知らんのです。
アイドル系と思ってスルーしてる人もいるかもしれませんが、完全に声優オタク狙ってきてますよこれは。
「まほろばアスタリスク」があまりにも素晴らしくて悩みましたが、やっぱりこっちですね。

さて、坂道シリーズみたいないわゆるアイドル曲と言うと全員で歌うユニゾンが特徴的ですし、イコラブもどちらかそっち寄りかなぁという印象を持っているのですが、
このノイミーは個性的な声を聴かせようという構成の曲がすごく多くて、ソロパートが随所にあって歌い分けがはっきりしてます。
完全に声優ユニット楽曲の構成ですよこれは。
特に甘い声を出す子と凛とした声を出す子がいて甘辛のアクセントが素晴らしいです。曲以外全然知らんので名前も存じませんが…

歌詞も良い。指原こんな才能あったのかとたまげた。
この曲ではなく「君の音だったんだ」のサビ「風なびくふわりスカート 金ピカピカトランペット」とか天才かなと思ったよ。
単語の音・アクセントとメロディはある程度合わせるよう意識するのがセオリーみたいなの聞いたことあるけど、
まぁまぁ無視してることも多くて、それが逆にちょっと引っかかって印象に残るというのがまた上手い。

ライブ行ってみても良いなぁ


6 Starcast
歌:石原夏織
作詞:やなぎなぎ
作曲:栁舘周平
編曲:栁舘周平

正直キャリさんに関しては過大評価をしている自覚はあって、好きだから仕方ないじゃん…と思っていたところ、
「Plastic Smile」という本当にどこに出しても恥ずかしくないアンセムが今年生まれて嬉し泣きしていたら、
キャリさんファンへのご褒美のような楽曲が飛び出してきましたよ…

とにかく曲展開が良い。特に最後の「向こう岸で手をふって」の畳み掛けが歌唱も感情乗ってて最高すぎる。

栁舘周平さんマジで天才なんだよな…この人アニメーションも作れんだぜ…
歌詞の世界観と曲調も完全に一致してるしダブルやなぎまたやって欲しいね。

3月のライブも楽しみやね~


7 ソールに花びら
歌:田所あずさ
作詞:大木貢祐
作曲:神田ジョン
編曲:神田ジョン

\ニャー/
2021年最優秀アルバムと名高い「Waver」からこの曲を選曲しました。

正直ころあずロックはマンネリを感じていたところ、今までになかった世界を切り開くセルフプロデュースアルバムが飛び出してきましたが、
その新境地の象徴、可能性を示した楽曲がこの曲ではないでしょうか。
音楽のジャンルとしてはブレイクビーツとかですかね。こういうのも行けるじゃん!!ってなったよね。

というかこういうの書けるんかい神田ジョン!が正しいか。曲の幅がマジで広い…
Waver引っさげたライブはオンラインでしたし、生で聴きたいですねえ。


8 Canary Yellow
歌:内田彩
作詞:hisakuni
作曲:hisakuni
編曲:hisakuni

数日前までは「Destiny」にするつもりでしたが、差し切りました。
アーティストデビューした初期は「ピンク・マゼンダ」以外は全然ピンと来てなかったんだけど、
どんどん歌い方が変わってきて、今が一番良い!!

この曲も引き算が絶妙でオケとしては結構シンプルにすら聞こえるんですが、
その分、歌唱の魅力がダイレクトに届くというのが最大の特徴ではないでしょうか。
とにかくメロディが良い。メロディが強い曲は強い。

いやしかしhisakuniの時代が来てますね。今年一体どれだけ当たり曲を生み出したのか…


9 ミライキャンバス
歌:AiRBLUE
作詞:shilo
作曲:石濱 翔(MONACA)
編曲:石濱 翔(MONACA)

やっぱり石濱さんなんだよな~~~~~~!!!
CUE!は曲しか知らないのでコンテンツの文脈を交えて語ることはできませんが、
若手声優ユニットものの楽曲で辿り着くべきゴールの一つと言える曲だと思います。

アニメ放送も控えてますし、中身を知ればもっと味わい深くなるかもしれないので楽しみですね。


10 恋じゃないなら何なんだ
歌:和氣あず未
作詞:鶴崎輝一
作曲:鶴崎輝一
編曲:鶴崎輝一

10番目はこの曲にしようとずっと決めてました。
いやすごい好きってわけでもないし、良い曲は良い曲なんだけど特筆してどうこうっていうのもないんですよね…
けどなんか気付いたらほぼ1年ずっと聴いてた。聴き心地が良いんだろうか、ずっと聴いてて苦にならない不思議な曲です。
あじゅの歌唱が淡白というのも良く作用してるのかもしれない。

2021年を代表はしないけど、2021年を思い出す楽曲ではあるからこういうのも10選に相応しいなぁと思った。

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