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都会住みJKが選ぶ「このマンガが都会!」2020年版

2020年も終わりますので、今年個人的に盛り上がった漫画をまとめました。
みんなもいっぱい漫画を読みましょう。

第5位『僕とロボコ』

ジャンル:ギャグ
2020年7月より週刊少年ジャンプにて連載開始
同時受賞:作者名で敬遠される漫画ランキング1位
(ぼく調べ)

 『斉木楠雄のΨ難』が連載を終了して以来、ずっと不足していた面白いギャグ漫画がようやく出てきた!
 メインキャラは小学生の主人公、ロボット、ヒロイン、体でかいやつ、金持ちの5人
 登場人物の構成や立ち位置が絶妙で、読んだ人は100%ドラえもんを想像すると思う。その上で「ドラえもんならこういう展開になるな」という、読者が頭の中に否応なしに浮かべてしまう予想を裏切ることで笑いが生まれるのではないかと思う。
 これぞまさに、あの大作SF『サムライ8』を手掛けた岸八先生が言うところの「キャラのズラし」を完璧に体現した漫画なのである!!!!!(ちなみにサムライ8もキャラクターの元ネタはドラえもんだったらしい)
 ギャグの種類はパロディ多め、誰も気づかねえだろってところにまで細かく仕込んでくるネタや、雑に名前出しただけみたいなネタまである。ジャンプへの愛は伝わるのでぼく的にはアリです。

 この作者が以前描いた作品『それいけ! 融合くん』『隣の席の珍子ちゃん』などなど、しつこく本誌に掲載される読み切り達が腹立つくらいつまらかった思い出が焼き付いているので、作者にはまったく良いイメージをもっていなかったんですけど、『僕とロボコ』は以前までの作品にあったような不快感はまったく無く、ギャグもしっかり面白いので手のひらクルモン評価爆上がりですねぇ!
 キャラクターに不快感を抱かせない作風は最近の漫画にかなり増えてきていて、特にギャグ漫画を描くにあたってはとても大事だということを以前マブダチの麻生くんも言っていたので、この人もめっちゃ漫画の勉強頑張ったんだなって感じです。
 同じく現在ジャンプで連載されている『マッシュル-MASHLE-』もそうだけど、まるで期待していなかった漫画が予想外に面白くなってくるとなんだかお得感があって良い感じですね。末永く連載を続けてくれ。


第4位『2.5次元の誘惑』

ジャンル:スポ根 ←(重要)(ただのドスケベ漫画ではありません)
2019年6月よりアプリ:ジャンプ+にて連載開始
同時受賞:序盤エロ釣りしてたせいで逆に切られる漫画ランキング1位
(ぼく調べ)

 熱い!
 友情・努力・勝利!!!!!
 これこそ週刊少年ジャンプ!!!!!!!!!!!!!!!!

コスプレが題材のバトル漫画
演劇が題材のバトル漫画であるアクタージュ(故)とも通ずるところがあるのでロスの人は良かったらどうぞ
 なぜこれが2020年の大賞なのかと言うと、2019年に連載していた分はほとんど部室でドスケベをしているだけだからです!!単行本で言うと3巻から始まる横須賀コススト編が激アッチェス!盛り上がりのピークは4巻!!ぶっちゃけ4巻だけ買ってもいいかもしれん!1~2巻はドスケベしてるだけだし!!!!!
以上!

あっジャンプ+アプリなら初回に限り全話無料で読めます!
ドスケベシーンはキャラ紹介程度に読めばいいんだけど、苦痛なら20話くらいから読み始めよう!

この漫画に不満があるとすれば、URLバーから検索しようとするとサーバーのIPアドレス認定されて正常に検索ができないことです!!!


第3位『アンデッドアンラック』

ジャンル:少年漫画 ダークファンタジー…?多分
2020年1月より週刊少年ジャンプにて連載開始
同時受賞:絵柄で敬遠される漫画ランキング1位
(ぼく調べ)

 能力系バトル漫画でもある
不死の能力者アンディと、不幸の能力者風子ちゃんのW主人公!
「何かを否定する能力」しか出てこないため、普通の能力漫画とは違った一癖二癖ある能力やバトルが面白い(うえきの法則みたいだね)
 世界観や設定がしっかりと作り込まれているだけでなく、その情報の出し方も上手い!様々なコマに伏線が散りばめられていて後から読み返しても面白いのですごく良い漫画だなと思います。
 序盤は打ち切り回避のためか勢いや密度が異常だったけど、最近は落ち着き気味、しかしまだまだ面白い。

 2020年のジャンプは『鬼滅の刃』『ハイキュー!!』『ゆらぎ荘の幽奈さん』(アクタージュ)『チェンソーマン』などなど、人気漫画や長期連載漫画達が続々と連載終了していったため、今後のジャンプを支えられるかはこの『アンデッドアンラック』にかかっているといっても過言ではない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あとロボコ
頑張れアンデラ頑張れ!お前は今までよくやってきた!お前は凄いやつだ!
そして今日も!これからも!お前が打ち切られることは絶対にない!


第2位『ブルーロック』

ジャンル:スポーツ漫画
2018年8月より連載開始
第1話が不快で切られる漫画ランキング1位
(ぼく調べ)

面白い
革新的なサッカー漫画
週刊少年マガジンを週刊ブルーロックへと昇華させた漫画

 ブルーロックは、現実にある技術を必殺技のように魅せるという点や、それぞれの長所や個性を活かしてチームとしてまとまっていくという点ではスポーツ漫画の中ではアイシールド21に近い面白さがあるのかなと思います。でも第一印象は大体ライトウイング。
 他のサッカー漫画にはなくブルーロックだけにしかない設定というものがいくつかあり、それがこの漫画の面白さに直結しています。また、面白いだけでなく、その設定によってサッカー漫画の欠点にもなりがちな部分を上手く見えなくしており、漫画を作るのが上手いなと思います。

 その設定というのが、この作品に出てくるサッカープレイヤー達は全員がFWであるというもの。また、隔離された施設の中で特訓を受けており、次々と脱落者が出ていくというものです。つまりサッカーを題材にしたデスゲーム物ですね。
 デスゲーム物っていうとなんか個人的には聞こえが悪く感じてしまうんですけど、まあ別に本当に死ぬわけでもないし登場人物達の色んな意味でポジティブな性格もあって特にそこは意識せずに読めるかなと思います。

 なぜこの漫画が2020年の大賞なのかというと、ぼくがこの漫画を読んだのが今年に入ってからだからです(もっと早く知りたかった………)
 しかし、読み始めた時がちょうどブルーロックが最高に盛り上がっているところだったので、そのタイミングでなければハマれなかったかもしれないので難しい……。

 今ならマガポケアプリで2巻まで無料で読めます!つまらないと思います!特に1巻とか1ミリもサッカーやってません!!
この漫画が面白くなってくるのは5巻から ピークは8巻って感じです!
今マガジン本誌でやっているところも盛り上がっていて面白いので興味があれば読んでみよう!マガポケアプリがあれば3週遅れくらいで読むこともできるぞ!


第1位『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』

ジャンル:ラブコメ版ボーボボ
2019年12月よりヤングジャンプにて連載開始(ジャンプ+でも読めます)
同時受賞:タイトルで敬遠される漫画ランキング1位(実際にぼくはタイトルで切った)

 ラブコメなんですけど、最初に言っておくとコメディ9のラブ1です。
シリアスなシーンでも平気でギャグをぶち込んできます。もともとぼくはギャグ漫画が大好きなので、隙あらばギャグをねじ込んでくる姿勢は非常に好感がもてますね。

 まあタイトルからもわかる通りハーレム漫画です。
主人公がどういう姿勢でハーレムに向き合っていくのか?それってハーレム漫画を読む上でめちゃくちゃ大事だと思うんですけど、そこは1話で結構しっかり読者側に伝えてくれます。5話まで読めばスタンスはほぼ理解できる。
 浮気上等!みたいなクズではなく、事情があってしかたなくハーレムするんですとか、別にぼくはハーレム作りたいわけじゃないんですけど…みたいな言い訳がましい感じでもないので、ぼくはかなりアリだと思いましたね。
ていうかこの設定で主人公にしっかり好感をもてるようにしたのすげぇと思う。
 まあでもそんなハーレムの理由付けとかはあんまり気にする部分ではなくて、本質は本当にギャグ漫画なので肩肘張らずに読みましょう。


 現在ヤングジャンプでは10人彼女が登場しているんですけど、キャラを扱いきれないということがなく、彼女が増える度に加速度的に面白さを増している最新話が常にピークの漫画です。

 こちらもジャンプ+にて連載されているので、アプリからなら初回に限り全話無料で読める!
 もちろん合う・合わないはあると思いますが、読んで見る価値は絶対にあると思います。特定の人間にぶっ刺さる漫画です。ぼくはこういう漫画をずっと待っていた。今までのどの漫画でも代替が効かないと自信をもって言うことができる(ラブコメ版ボーボボとか言っちゃったけども)
 単行本は現在3巻まで発売されております。集めやすい!(繰り返すが、無料で読める)

 ちなみにギャグの種類としてはメタネタが多いので、メタが嫌いな人は注意かもしれん。かぐや様と同程度の軽い下ネタもたまにある。



特別賞『アクタージュ』

いやぁ盛り上がりましたね………
😄
🙂
🤢
🤮

選考外

チェンソーマン、呪術廻戦、ぐらんぶる、ぼこヤバ、よふかしのうた
2020年に限った話でなくずっと面白い!みんなも読もう!

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