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【問を見つける】

日本人は諸国に比べて、
質問や問を考える能力が低いらしい。

それも日本の教育のスタイルに
よるものなんだろうと思う。

日本の教育は、指示に従ってそれを
忠実にこなすことが求められ、
先生の言う通りにできた人が褒められる環境。

だから、自分の頭で理解する必要が無い。
自分の頭で考える機会が少ない。

ただ指示を待ち、それ通りに実行するだけだ。

その結果、全てが受け身になり
自分の中に落とし込んで考えるという
習慣がない。

だから、人の話を聞いていてもそれを
ただ単純に受け入れてしまうので
質問や疑問がなかなか生まれてこない。

先日、「フードロスを考える」
オンラインイベントに参加させて頂いたが、
どんどん質問下さい!と言われても
なかなか思いつく事が出来なかった。

話を聞いて、ただ納得して、
それを事実として単純に頭に入れた
だけだった。

どう発展させるか、
どのように活用するか、
そこまで考えられていないと
質問が生まれてこない。

だれかの話に納得したのに、
他の人に話そうとすると上手く話せない時がある。それも、「聞く」という作業だけをしていた証拠だと思う。

「問を見つける力」
これを子どもたちにも養うためには
どのような教育が有効だろうか。

丁寧に丁寧に
1から10までを説明しすぎるのも
あまり良いとは言えない。

質問が必然的に起こるような
説明の仕方、話の組み立てが大切に
なってくると思う。

もっともっと勉強して
子どもたちに「問の力」を与えられる
ようになろう。


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