【2024年】「ブランド割引」徹底解説!ブランド顧客を構築し、リピート購入を促進
こんにちは!
Amazon運用代行のウェルボンです。
2023年10月にリリースした新機能「ブランド割引」はご存じですか?
今回はブランド割引の概要から効果的な使い方まで徹底解説します!
「リピート購入を増やしたい」「ブランド顧客層を拡大したい」
そんな方はぜひ最後までご覧ください!
※記事の内容は2023年11月29日現在の情報を元に作成しています。
ブランド割引の概要
ブランド割引機能は、2023年10月20日にリリースされました。この機能では、以下のような特定の顧客セグメント(グループ)に対して10%~50%の範囲で割引を作成することができます。
リピート購入者
カート追加後購入未完了の顧客
高額消費顧客
最近の購入者
例えば「リピート購入者」を選択し割引を作成した場合、割引作成日から過去12か月間に2回以上の購入を行ったお客様のみが、割引の対象者となります。
※割引はブランドのすべてのASINで提供する必要があり、お客様は1人につき1個のみ割引を利用可能です。
※割引作成に手数料はかかりません。
実際に割引を作成した時の見え方はこちら。
作成した割引の対象顧客セグメントに属する場合のみ表示されます。
さらに商品ページの「買い物をする」をクリックすると、ブランドの割引特設ページに飛びます。
利用資格
ブランド登録済のブランド所有者のみが利用できます。
1,000以上の規模の顧客セグメントにのみ、割引を作成することができます。
利用方法
①セラーセントラルの広告タブから「Brand Tailored Prmotions」(もしくは「ブランド割引」)を選択します。
②画面右端の「ニーズに応じたプロモーションを作成」をクリックします。
③割引を作成したい対象のブランドと、顧客セグメントを選択します。
(規模が1,000人に満たないセグメントは選択できません)
④割引率、予算、期間などを設定して、完了です。
効果的な使い方・注意点は?
ビッグセール時は避けた方がいい?
ブランド割引は、他のプロモーション・タイムセール・クーポンと組み合わせて使用できる場合があります。
また、現時点(2023年11月)では対象のASINを選択することができず、ブランドすべてのASINに割引が適用されます。
このため、複数の割引と併用されて思わぬ高額割引になってしまったり、割引額を管理しづらいデメリットがあります。
割引の管理に不安がある場合は、ビッグセール時は避けるようにしましょう。
ビッグセール後がおすすめ!
ビッグセール中は「カートに入れて他社商品と比較したけど、結局買わなかった」ということもよくありますよね。
そんな時にブランド割引の「カートへ追加後に購入未完了の顧客」セグメントが役立ちます。
ビッグセール終了後の1~2週間の設定で割引を作成することで購入転換率を上げ、購入の決断を促しましょう!
SNSを活用!
商品やブランドのSNSアカウントを運用している場合は、作成したブランド割引について積極的に告知してみましょう。
ブランドのファンが多いSNSのフォロワーには「リピート購入者」セグメントがおすすめ。
ブランドへのロイヤルティの高い購入者に対して割引を作成することで、関係性を強化し更なるリピート購入を促すことができます!
※対象者以外に割引は表示されないので、告知の際はご注意ください。
まとめ
Amazonは楽天などと比べるとブランドの「ファン」を構築する機能は弱いと言われていましたが、徐々にこのようなブランド顧客向け機能も増えていくようです。
お客様は常にお気に入りブランドの変更も視野に入れてショッピングをしています。
ブランド新規顧客を増やすだけでなく、リピート購入者をより長くつなぎとめておくためにも、「ブランド割引」もぜひ打ち手としてご検討ください!
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