「サヨナラ」が僕らの答えなんかじゃないと



ボイメンの超地元バンザイなんちゃらZeppNagoya公演に行ってきました〜!



結論から言うとすっごく楽しかった!!!

行って良かったーーー!!!




今回のライブのテーマは『2015年2月28日に行われた初のガイシホールライブのオマージュ』でした。あの時にガイシで見た衣装、あの時のセトリを持って来られてオタクは懐かしさで大爆発です。
ウィネバから始まり、ヤンファイソーレにムチューマンやラブモン、ウィンタージョイにキャンドーその他もろもろ。そんなの最高すぎるじゃないですか!



しかし、本田さんが何回も当時の日付を言うのでダメージは喰らいました。あのライブってもう8年前なのか、と時の流れを残酷に突き付けてきます。嘘でしょ、8年前って何年前?
深くは考えずに「ふーん、ライブやるんだ。ガイシホール? 行ってみよっかな〜?」くらいで行ったあのガイシ、間違いなく人生の分岐点ですから。





さて、私のことを少しお話しますね。
私はBOYS AND MENの紫色担当、通称『決まらない王子』の土田拓海さんを推していました。
ツイッターでよく騒いでいる土田推しとして仲良くしてくださった方も沢山いると思います、ありがとうございます。
私の数年前のツイッターを遡ると、本当に土田さんのことしか話してないな〜と感動しますね!
そんな土田さんは2020年頃にグループを休養し、2021年頃に脱退しています。






ライブ中に『推しシカ見てない』と言われていた私です。そんな私が土田さんが居なくなったボイメンを見て楽しめるのか? という疑問はもちろんありました。それでも私は今回のライブがすごーーーく楽しかったんですよね!
もちろん、土田さんのことは思い出しました。
ですがそもそもがこのライブはガイシオマージュということで、公式に許されしスーパー懐古タイムかなと。






やっぱり誰しも曲に付随する『あの時の感情』ってありませんか?
この曲、あの時あの会場で聞いたな〜とか、衣装の話したな〜とか、歌詞や振り付けの話したなぁとか、ファンサもらったなぁとか褒めたなぁとか喧嘩したなぁとか。
私は一曲一曲に土田さんの楽しい思い出がいっぱい詰め込まれてるんですよね。思い入れのない曲が一個もない。むしろどの曲もめっちゃ思い入れがある!
やっぱ土田さんを推してて最高に楽しかった!!!そんな気分になりましたね。



私が見てきた視界って、基本的に全部土田さんなんですよ。
だって土田さんが一番キラキラしてたから。
ねぇ昔の同担達!そうでしょ?
往年の土田推し達なら分かってくれると思う。
土田さんが一番格好良かったよね!!!






じゃあ、あの時の私のあの熱量って『今の』ボイメンを見て同じくらい再熱することはあるんだろうか。

それに対する答えはすぐに出ました。



ない、と。



だって、世界一だと思った推しはもうそこにはいない訳です。今がどうだろうと、誰にとってどうだろうと関係なく、私にとってのボイメンの真ん中は土田さんでした。
ダンスがどうだ、歌がどうだ、トークがどうだ、人気がどうだ、ビジュアルがどうだ、メディア露出がどうだ、扱いがどうだ、そんなの全部関係ないんです。
私の選んだ推しです。
私にとっては土田さんが推しだったんです。



それでも私がZeppNagoyaに来て、土田さんがいないボイメンを見る理由って、何なんだろう。
私は今のボイメンに何を期待してるんだろう。
そう考えることはおかしくないと思います。



さてここで、「あの時のボイメンを超えてくれることを期待してます!」と言えれば良かったんですけれども、私の中ではどうしようもなく土田さんが居た頃が最強なんです。超えようもない。
土田さんが居たボイメンと、今のボイメンは私にとって全くの別物です。
これから国民的大人気になったって、どれだけ素敵な活動が始まったって、ボイメンという括りで見た時にはきっとそう結論を出してしまうと思います。


私にとって推しとはそういうものでした。






ただ、それでも私はこのnoteのタイトルを『「サヨナラ」が僕らの答えなんかじゃないと』にしています。
少しの間とはいえ一緒に走ったボイメンのことを、心の中でどこか特別な位置にしまい込んだことに間違いはありません。
ボイメンというグループが私にくれたものは数多くあります。
友達も、経験も、感情も、マイナスなことも、プラスなことも、数えきれないくらい色んなものを貰いました。





名古屋以外から遠征している人もたくさん居たことは知ってるけど、私にとってもうボイメンはめちゃくちゃ常連だったことがある地元名古屋の飲み屋なんですよ。
仕事終わりいつもの飲み屋の電気が付いてるのを見て、立ち寄らなかったとしても「あ〜今日もやってるな〜」って感じたいんですよね。
時間さえ合えば「おっ、今日やってる?」ってのれんをくぐるみたいな。
友達から「今あの店で皆で集まってるよ〜!」って言われたら「待って!?そんなん行きたいじゃん今すぐ行く!」って軽いフットワークで向かいます。



やっぱり頑張ってる地元のお店は閉店せずにずっとやってて欲しいじゃないですか。
あの時一番頼んでた大好きなメニューはもう出てこなくたって、私はあの提供待ちの間に皆で話したりレジ列に並んだり、推しの話を言い合う時間が大好きでした。
あの時間を『好き』や『最高』だと感じたという、その時の記憶まで無くなってしまった訳ではありません。



でも、地元の居酒屋だっていつまでもそこにある訳じゃないですし、同じ形で営業し続けているわけじゃないんですよね。
久しぶりに行ったらメニュー変わってるかもしれませんし。もしかしたらめちゃくちゃ美味しい新メニュー出してくれるかもしれない。


逆で、このままぱったりと潰れちゃうかもしれない。気がついたらあっさり更地になってるかもしれない。

その時、私はどういう感情になるかというと、ふらっと立ち寄った跡地を見て間違いなくがっかりすると思います。
ずっと営業してくれさえすればいつだって立ち寄ることが出来るんですけどね。


これからは開店し続けてくれているボイメンを、気楽に気にかけて、そして気楽に応援していければ良いなぁと思っています。





こちらのnoteは度重ねて言いますが、個人の主観的感想です。しかも、推しが“休養”からの“脱退”をしている元オタクの言葉です。

今推しが居て、これからもボイメンと一緒に走っていく人との言葉とは違うはずです。



本音を言うとですね、私もそちら側に立って居たかった気持ちは少しだけあります。
でも実際に私は今そちら側にはいません。

そちら側に立っていた時間は本当に楽しいです!紛れもなく楽しい!間違いなく楽しい!
そりゃ当時からなんやかんやあるっちゃありますけど、それでも今この瞬間、目の前で、ステージ上で、推しが見せてくれるパフォーマンスって世界一最高としか言えないですからね!
その世界一最高を大切にして、「今日も推しが最高だった!」と、楽しんでいる友達と飲む酒は美味いものです。



次に行われる岐阜のライブはあの時の武道館ライブをオマージュするらしいと聞きました。
どうやら本日より公式懐古キャンペーンも始まったようです。
きっとこのライブを終えてからのボイメンは、過去を振り返らずに今のメンバーで羽ばたいて行ってくれると思います。
これは最後に設けられたであろう懐古タイムなのかな。



私はZeppNagoyaでボイメンを見て来て楽しかったです!!!!!