2021/7/26-8/1 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は28日、木星が水瓶座に、水星が獅子座にそれぞれ移動します。この時点でまだ火星は獅子座に位置しており、獅子座3星でとても華やかです。水瓶座もコミュニケーションやメディア、流行などと関係がある星座で、多くの人が色々な意味で注目しているイベントが開かれている時期らしい配置だなと思います。

木星は2020年の終わりに水瓶座に入り、5月半ばに一旦魚座に抜けましたが、ここで逆行してもう一度水瓶座に戻り、12月末に最終的に魚座に移動します。ゆえに、28日に木星が水瓶座入りすると、「2020年終わりから5月半ばまでガンガン頑張って来たことがあれば、この28日からそのテーマがリスタートする」というイメージが湧きます。水星のイングレスも同日なので、とても節目感が強く感じられます。「じわっと再開」ではなく、ハッキリしたゴーサイン、宣言あっての「再開」なのかもしれません。

火星は30日には乙女座へと移動します。この場所は実務の世界であり、ケアの世界でもあるのですが、乙女座火星には「軍隊」という象意もあるとされます。乙女座自体が「制服」を担うのですが、制服には白衣から学生の制服から、各種の仕事の制服、そして軍服まで、様々なものがあります。火星は闘いの星なので、闘いの制服、即ち軍隊、ということになるのだなと思います。スポーツにもユニフォームがありますし、乙女座は「訓練・教育」にも関係が深いので、ここも納得の感じはあるのですが、今の世の中の事を考えると、やはり医療の逼迫ということが念頭に浮かびます。最前線で、防護服を着て、まさに「闘っている」方々のことを思わずにはいられません。

乙女座はルールをきちんと守ることを志向する世界ですが、このところそこに金星が入っています。あちこちにルール運用の矛盾があり、ほころびているイメージです。ニュースなどでも「甘さ」「矛盾」「ゆるさ」という言葉をよくみかけます。そこに火星的な怒りや戦闘的な姿勢が入ってくる月末以降、より危機感やコントロールしようとする強制力が強まってくる、ということなのかもしれません。

金星が木星のオポジションを抜け、来週は天王星にトラインを組みに向かいます。天王星は今、土星とずっとスクエアの位置関係にあります。それを乙女座金星が取りなしにゆくようなこの形は「緊迫した問題を、技術的・実務的に解消していく」というイメージです。この形の雰囲気の通りに進めばいいが、と、祈るばかりです。

今週はそんな感じです。