2021/1/11-1/17 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

新年早々、コロナ禍の拡大やアメリカ議会の騒動、大雪の被害など、大きな変動が続いています。水瓶座の水星・木星・土星と牡牛座の火星・天王星の鉄火なスクエアがバリバリ効いているこの時期、破壊力がすごいな、と思わずにいられません。

今週は山羊座の新月が起こりますが、冥王星とガッチリコンジャンクションで、どーんという重みのあるかたちです。水面下に隠れていたものが表に現れてきて、そこからなにかが始まるような感じがあるかもしれません。

冥王星から木星までの、少し緩んだとはいえいまだぎゅっと集まったところを、この新月から太陽がなめていきます。29日の満月までの時間で「峠を越す」ような感じになってくれないかな、、と祈るばかりです。

馴染んだ形を守ることと、新しい形を考えたり選択したりすること。その間に立って迷っている人も、もしかしたら、少なくないかもしれません。「空気を読んで、それに従う」という方針が今は、あまり役に立たなくなってきているのではないかという気もします。なぜなら、ひとつの空気を共有しているはずの人々が、決してひとつの方向に向かおうとしていないからです。同じ場にいるのに、立場がいくつもあって、それぞれに独自の選択をしていく人がいると、「全体としてまとまった空気」は薄まります。

「空気」以外に何を道しるべとすればいいのか。新しい道しるべを自分なりに探そう、という動きも、今、強まりつつあるように思われます。

今週はそんな感じです。