2020/9/7-9/13 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
突然ですが、年末発売予定、12星座別『3年の星占い 2021-2023』ですが、メイキングがちょこっと出ております。

こちらも、どうぞお楽しみに!


今週の空模様ですね。

先週6日に水星と金星がぽんぽんと境目を超えて、週明けと同時にパッと「新しい空気」を感じられそうです。

先週まではどこかクローズドな雰囲気がありましたが、今週いくつかの窓がぽんぽんと開いて、どんどん風通しが良くなるようです。話ができる、表現ができる、オープンになる、といったイメージです。それも、色々な方向に窓が開くので、入ってくる風にもバリエーションがあり、一見混乱しているようでも、とても明るい雰囲気が出てくるのではないかと思います。

太陽は木星と海王星にトライン、オポジションを組んでいきます。この動きは、ごく実質的な「働きかけ」が行われる、というイメージがあります。木星も海王星もある意味形のないものを扱う星で、そこに乙女座太陽という、「物質的・物理的・具体的器」がアクセスしていく形です。形のないものに形が与えられて可視化され、動かせるようになる、といった変化が起こるのかもしれません。

乙女座−魚座ラインは、弱いものや声の小さなものに目を向ける世界です。「上から目線」という言葉は面白いなと思うのですが、弱さや声の小さな存在に対し、力を持つ者が自然に発する声は、たいてい「上から目線」になります。あわれみや「かわいそう」という発想は、一見正しい優しさのようで、実は傲慢さや優越感の表れである、と捉えられるのです。たとえば強い者達が、弱さや小ささに対し、どのようなアプローチをとることが「正しい」のか。この「正義」は、非常に複雑なところにあるように思われます。

大人が子供を守るように、力ある者が力のないものを守ることは、正しいことですし、求められるべきことです。でも、その眼差しに本質的な心の正しさがなければ、「上から目線」「傲慢」のような、守るどころかかえって傷つけてしまう状況がたちあらわれます。今週、もしかするとそうしたことが強く問われるのかもしれません。

今週はそんな感じです。