2020/10/19-10/25 全体の空模様
こんにちは、石井ゆかりです。
突然ですが、お陰様で『星読み+』『愛する人に。(新装板)』が、重版決定いたしました、ありがとうございます! お読み下さった皆様、本当にありがとうございます! こちらにその件で、ちょっとコラムを書きました。
で、今週の空模様ですね。
今週は23日、太陽が蠍座に移動します。暦の上では「霜降」、いよいよ秋が深まってくるイメージの時間帯です。
太陽は天秤座ではちょっと持ち味が出ないとされており、蠍座に入ると「抜けた!」感があるかなと思います。このところ迷い続けている感じだったり、「自分、意志が弱いな…」と思ったりしていた人は、23日あたりを境に、気持ちがぴしっと引き締まる感じが出てくるかもしれません。
蠍座は元々、火星に支配されている星座(今は冥王星が支配星、火星は副支配星とも言われる)で、今は火星がでっかく強くなっているので、蠍座太陽入りでさらに火星のぎらっとしたパワーが増幅していく、というイメージもわきます。戦う力、闘志、戦意、攻撃力。そういうものがバリバリきらめいていく感じがあります。今ちょうど、『鬼滅の刃』の映画が大人気だそうですが、最接近は抜けたとは言えまだまだでっかく見えているパワフルな牡羊座火星はまさに「刃」、そして煉獄さんのエピソードだそうで、まさに炎柱感モリモリです。太陽蠍座入りでさらに燃え上がっていくのかも、と思います。
蠍座入りした太陽はすぐに水星に重なり、とてもシャープです。蠍座は「掘り下げる・抉る・穿つ」感じのある世界です。蠍の針のイメージなんだと思います。何か隠れたものを掘りだしてくるような、ひっくり返すようなイメージです。水星逆行自体がひとつの「ひっくりかえし」なので、なにかひっくりかえるものがでてくるかもしれません。たとえば、一度決まったことがひっくり返るとか、影にいる人が外に出てくるとか、そんなイメージがあるのですね。
来週になると金星も水星もちょっとパッと明るい場所に出る感じになります。その直前のこのタイミングは、不思議な「財宝発掘」感もあります。たとえば、『天空の城ラピュタ』で、最後の方、ラピュタ崩壊と脱出のさなかに、ドーラ一味はなんやかんやで財宝をとってきます。「安全な場所に抜け出す直前に、やれることをギリギリまでやる」みたいな、ああいうイメージの作業が今週、できるのかもしれません。ちょっとハラハラしますが、スリルも含めて、楽しめるかもしれません。
今週はそんな感じです。