2020/6/1-6/7 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
お待たせしました(?)下半期、そろそろ出ます!
6月頭から『石井ゆかりの星読み』(各星座3000文字前後)、そしてフィガロの袋とじ(各星座1500文字前後と、全体の空模様)6/20発売で、お読み頂けます。各星座の総論部分は両方同じです。
どうぞお楽しみに!!!


今週の空模様です。
今週はなんといっても!射手座の月食です!
今回は半影食で、ハデな天体ショーではないのですが、星占い的には十分大事なタイミングです。
月食は「特別な満月」で、物事が少し意外な形で「満ちる」時です。半年くらいのロングスパンで、物事がピークに達するような節目でもあります。
長らくの努力の結果が出たり、去年仕込んでおいたことに芽が出たり、花が咲いたりするかもしれません。実を結ぶものもありそうです。

今回の月食は金星・火星・海王星などとTスクエアをふわっと結んでおり、柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)の皆さんにはかなりダイナミックなターニングポイントとなる気配がバリバリしております。
金星、火星、海王星と、エモーショナルな星が絡んでいて、心が深く熱く動かされるイメージがわきます。心で感じること、自分が人生において美しいと思えること、この世がどのようにあって欲しいかということが、とても大事な行動の軸となりそうです。

蟹座に入ったばかりの水星は、天王星と60度を組みます。この組み合わせはとてもシャープです。場所はどちらかと言えばそれこそ、エモーショナルなのですが、物事を切りひらいていこうという星(水星-天王星)が、「守る・維持する」(蟹座・牡牛座)世界に入っているのが面白いところです。普段は閉じていて開かない部分、変わったりしないものが、このタイミングではいつもと違う状態に変化するかもしれません。

ある小説で、「普段は勝手口から出入りしているので、正面玄関を長年開けたことがなかったが、突然特別なお客が来たので、仕方なく、うまく開くかどうか分からない正面玄関を、思い切って開ける(ちゃんと開いてよかった!)」みたいなシーンがあったのですが、たとえばそんな感じのことが起こるのかもしれません。

今週はそんな感じです。