2020/3/2-3/8 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は金星が牡羊座から牡牛座へ出て、
逆行中の水星が水瓶座にいったんもどります。
この2つの動きには、
いろんな意味での「スッキリ感」があります。
水星が順行に戻るのは3/10で、
逆行自体の停滞感や混乱感はまだ続くのですが、
魚座の水星というのはなかなか持ち味が出ないとされているので、
そこから、比較的居心地がいい(友だちの家的な)と思われる水瓶座に戻るだけでも、
「潜っていた状態から、水面に出て深呼吸できる」
というような安堵感が漂う気がするのです。

逆行水星はコミュニケーションにおけるイレギュラー、
話の蒸し返しや差し戻しが起こりやすいなどとされます。
それがさらに魚座、ということで、
いろんな意味で盛りだくさん感があります。
たとえば、水星は情報通信や思考の他に、
「教育」とも関係の深い星です。
これを描いているのがちょうど2/28なのですが、
教育の混乱、と解釈すると、
・・・なんだかぴったりすぎてため息が出ます。
もちろん「星の影響でそうなっている」というような、
因果関係のような話ではありません。

金星は牡羊座ではやはり、
持ち味が出にくい、とされているわけですが、
これが牡牛座に入ると、
今度は「自宅」のような場所なので、
居心地がよくなります。
コミュニケーションの星・水星と、
愛と平和とゆたかさの星・金星がそれぞれ、
「調子が戻ってくる」ような動きになる今週は、
何となくホッとする感じの週、
というイメージがおわかり頂けるかと思います。

私たちの抱く不安や焦りなどは、
多くが「イマジネーション」でできています。
よくわかっているものよりも、
よくわからないもののほうが恐ろしく感じられるのは、そのためです。
魚座水星は、大きすぎるほどのイマジネーション、
想像力を示す配置と言えます。
自分で想像したことなのに、
自分の想像が自分の心を飲み込んでしまう、
みたいな現象が起こるのは、
ふしぎなことです。
でも、今週はそうした「イマジネーションによる不安」の世界から、
「実質的に感じられること」「理性的思考で整理できること」
などの世界へと、半身でも抜け出すことができそうです。

今週はそんな感じです。