2020/3/16-3/22 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週末、土星が水瓶座入りします。
2017年の終わり頃から山羊座に滞在して、
今年の年明け以降冥王星・木星を抑え込んでいたみたいな土星が、
今週「一抜け」していくことになるのです。
土星は約2年半くらいの「時代」を司る星であり、
「時間・学び・抑制・冷却・宿命」などを象徴しており、
星占いの世界では、あまり人気者ではありません。
でも、この星がカリッとしていないと、
努力とか、継続とか、責任を持ち義務を果たすとか、
そういうことが難しくなってしまうのです。

土星は山羊座の支配星で、
水瓶座の支配星でもあります。
つまり、土星が水瓶座に抜けても
やっぱり「自宅」なのです。
テンションは高いまま
みたいな感じがあります。
山羊座の対岸は月の家である蟹座、
水瓶座の対岸は太陽の家である獅子座です。
ゆえにこの移動は
ポラリティ的なイメージとしては、
単純に
夜から昼へ
蔭から光へ
みたいな印象があります。
守備から攻撃へ
閉鎖から開門へ
みたいなシフトのイメージもわきます。

とはいえ、まだまだ山羊座には冥王星・木星・火星が位置しています。
それに、この土星は7月頭に再度、
山羊座に引き返します。
完全に水瓶座への移動を完了するのは、
グレート・コンジャンクション直前の12月です。
それでも、この動きの中で、
今の世の中の「何もかもが閉じていく」ような辛い雰囲気に
少しでも光が射し込めば、と願ってやみません。

水星は16日に魚座に戻ります。
逆行を既に終え、
2月中に混乱しながら考えてきたことを
今度はしっかり整理しなおしながら考えられる
という状況になりそうです。
2月にはA案と言ってたけど、
やっぱり撤回、こっちのB案でいこう
といったような軌道修正がしやすい時間に入ります。

20日は春分の日で、星占い的には「一年の始まり」、
日本ではお彼岸の中日です。
「人が集まる」ことは今はNGで、
毎年恒例の行事が出来ない向きもたくさんあるかと思いますが、
「あの世」という、目に見えない世界に思いをはせるこの節目、
世の中の人々の様々な「立場」についても、
思いをはせたい気がします。

今週はそんな感じです。