2021/7/19-7/25 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

このところ曇り続きで月や星をほとんど目にしていないのですが、2日前くらいに薄雲の向こうにぼやける三日月を見ました。「お、ひさしぶり!」と思いました。

今週は22日、金星が乙女座に、太陽が獅子座に移動します。太陽はオウンサインでパワフルに、金星はちょっとぶきっちょになる感じです。スイートな感じが弱まる一方で、筋肉質なパワー感が強まる、というシフトです。獅子座には火星も残っていますので、ヘラクレス!感があるかたちです。

さらに24日、水瓶座で満月となります。木星のセミセクスタイル、すぐ近くに土星がいます。強い太陽の対岸での満月で、少しメタリックというか、きりっとした批判精神、反骨精神を感じさせる満月です。このあたりで、火星が海王星・冥王星とyodを形成していて、ここもバキバキした雰囲気です。グルグル水面下・地下で渦巻いている潜在的なエネルギーに、ガツガツ鍬を入れて引っ張り出している、みたいなイメージもわいてきます。ぶつかりあうこと、いきちがうこと、まだきちんと理解されていない、説明され得ないエネルギーが、「とりあえずの理解の枠を仮に纏って出てくる」みたいなこともあるのかなと思います。たとえば、別にカベに何かされたわけではないのに、なぜかカベを殴っている、みたいなアレです。「カベを殴る」という仮の形式で、秘められたエネルギーが表出しているわけです。やつあたりのような感じです。

週の前半には、水星と天王星のスクエアが組まれます。ここはちょっと面白いです。普段とは違う話し方、伝え方、伝達ルート、というイメージです。最近、渋谷ででっかいネコが見下ろしているそうですが、この形ってぴったりだなと思います。

金星は乙女座、水星は蟹座、この2星は、この位置ではもにゃもにゃするというか、ちょっと「らしくない」配置です。水星は蟹座では別にフォールやデトリメントではないのですが、「水星は水の星座ではあまり持ち味が出ない」という話があるんですね。この配置はどこか、もっさりするというか、「シャキシャキ実務的にやろうとしても、なんとなくできない」みたいな雰囲気があります。今週は「やるべきことをキチキチやろう!」みたいな方針は、からまわりしがちなのかなという気もします。ユルユルのグダグダでも、それがおもしろいし、なごむし、かわいい、くらいのスタンスだと、ムダにイライラしなくて済むんじゃないかなと思います。

今週はそんな感じです。

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