2020/8/17-8/23 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

災害的な暑さといわれております、ちょっとコワイくらいの暑さです。皆様熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

これを書いているのは15日なんですけれども、16日未明の金星と細い月のランデヴーは、とても美しい光景となりそうです。早起きできた皆様は是非!


今週の空模様です。

今週はなんと言っても、19日の新月です。何か新しいことが始まりそうな節目です。この獅子座の新月は牡羊座の火星と120度、山羊座の3星と150度で絡んでおり、大変パワフルです。どこまでもアツい形です。太陽も火星も山羊座土星もみんなオウンサインで、とにかくストレートな、まっすぐな感じがあります。太陽と火星のトラインが特に、突き抜けたストレートさで、純粋な、誰も止められないような勢いを感じさせます。ゴーゴー燃えています。自己主張、主観、絶対的な肯定、有無は言わさん!みたいな、豪放磊落なイメージです。

2020年という年を象徴するのが山羊座の3星なのですが、ここに150度、クインカンクスという形でからむ獅子座の2星は、「状況の変化」を示す感じもあります。150度の変化は、180度や90度と違い、「軌道修正」「意外な変化」「斜め上の展開」みたいなイメージがあります。黒から白へ!的な変化ではなく、「お、そうくるか!」的な想定外の驚きをはらむのです。それまでに見えていなかった条件が加わる、「こう進むだろうな」という予測を微妙に逸れる、みたいな感じです。新月は「スタート」のタイミングですが、今週始まることが、状況に新風を入れる、みたいなことがあるのかもしれません。「様子を見ながら、調整しながら」的なスタートではなく、「自分がそうしたいからそうする!」といったスタートなので、とてもフレッシュな一石を投じる結果になる、ということなのかもしれません。

さらに、金星と天王星のセクスタイルも面白い形です。天王星が位置する牡牛座の支配星が金星で、2星には強い連携が感じられます。天王星も意外性をはらむ星であり、牡牛座・蟹座というどちらかと言えば「閉じた世界」に、ぽこんと面白い窓がついてその窓がパチンとひらく、といった動きが起こるかもしれません。牡牛座・蟹座は、愛情や優しさ、感情、連帯感、安心や心地よさと関係の深い世界です。新しい愛情表現とか、おどろきの楽しさ、心地よさの創出、みたいなことが起こるのかもしれません。

20日、水星が乙女座に移動します。ここもオウンサインで、水星がスカッと爽やかに解放されるような動きです。今まで考えがまとまりにくかったり、集中力が切れがちだったりした人も、20日以降、しゃきっとしてくるかもしれません。実務的な雰囲気が漂ってきます。

風の星座に星がなく、意志の強さや主観のたしかさが際立っています。「自分はこうする」というところを自ら決めて、自ら動く、という力が問われる場面の多い週となるかもしれません。

今週はそんな感じです。