2020/8/10-8/16 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

そろそろお盆ですが、例年のお盆とはちょっと違う状況で、皆さん迷われていることも多いかもしれません。自分一人の事ならさくっと決断できても、身近な人たちとの関わり、意見の違いなどを調整するのはとてもたいへんなことです。世の中のリーダーシップをとるべき人々の意見もそれぞれ矛盾をはらんでおり、何が正しいのか、どの選択肢がいちばん後悔が少ないのか、ある種の「賭け」のような部分も含まれているように思われます。「いのちだいじに」は最優先でありつつも、「命より大事なもの」がほんとうにないのか、というと、考え込んでしまいます。

今週の空模様を見たとき、そんな深い葛藤のかたちが現れているような気がしました。山羊座の木星と魚座の海王星が60度、そこに今週、太陽と水星がyodを組んでいきます。yodは「神の手に囚われたよう」に身動きできない、選択の余地のない状況に追い込まれる、といった解釈がされるかたちです。とはいえ、yodの「Y」の、二等辺三角形の頂点のようなポイントにある星が特に「神の指」といわれ、この星をカギにして「第三の道」を探し出して動ける、とも言われます。今週の形で「指」は獅子座の2星です。この2星が面白いのが、水星は天王星スクエア、太陽は火星とトラインを組んでいくのです。「指」がパワフルで強く、いい意味での破壊力に溢れているのです。

獅子座は意志と自己主張と愛の星座です。主観か客観かと言えば、主観の星座でもあります。「みんながどう言うかを聞いてから、良さそうな方についていこう」といった発想は一切ありません。自分の望みに忠実で、「空気を読む」ようなことからはかなり自由でいられる世界です。この点は、牡羊座火星もそうです。天王星は破壊力そのもののような星であり、これも前例や伝統を打開していく力を秘めています。

yodの足の部分を担う山羊座と魚座は「過去」に関係の深い星座です。そこに「現在・未来」に突き進もうとする炎のようなパワーがガツンと作用して、予定調和を突き崩すような流れが生じます。とても印象的です。そんなことで、12星座別の週報もそれぞれ「膠着状態に対し、どこかから新しく力強い動きが加わって、意外な方向に進み出す」みたいな内容になっています。

白か黒かではなく、金色か銀色を。そんなフレッシュな煌めきの感じられる週です。

今週はそんな感じです。

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