2021/4/19-4/25 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は19日に水星が牡牛座入り、20日に太陽が牡牛座入り、そして23日に火星が蟹座にそれぞれ移動します。3連打で雰囲気がぱっと変わる、印象的なタイミングです。

先週は新月と金星の移動でどこか「突破」感、爽快感があったのですが、今週はどちらかというと「着地」の感じがあります。3月からこのかた、ガンガン攻めて、勢いよくスピードを上げてきたのが、ここでどーんとスピードを落として進み出す、という雰囲気なのです。

とはいえ、ただ「遅くなる」のではありません。むしろ、今までとは違った忙しさ・スピード感も出てくるはずです。ここまでは「先に進むこと」を優先していたのが、ここからは「果実を採っていく」「場を創っていく」「守りを固める」ような作業を優先することになるのです。たとえば、森の中を駆け抜けていくなら、何も収穫はできません。木の実や野苺などを摘みながらゆく時は、前進のスピードは遅くなりますが、手も目もとても素早く、せわしなく動きます。そういう意味で、今週からは「実を摘みながら歩く」ような忙しさのある時間帯と言えます。

これまでは金星がちょっと調子が悪く、火星は勢いがあって活発! というムードだったのですが、ここからは金星絶好調の一方で火星がちょっと調子が悪い配置になります。怒りよりも愛、戦意よりも貪欲が力を持つことになるのかもしれません。これまで、パンパン薪割りをしてきたなら、ここからはその薪をしっかり貯蔵用に積み上げていく作業に入るような、そんなシフト感が感じられる週です。

2021年は、水瓶座の2星、特に土星と、牡牛座の天王星のスクエアが特徴的な年で、この形に「コロナとの闘い」を見る向きもあるようです。90度はチャレンジの形であり、太陽が天王星に重なりに行くこのタイミング、困難や大きな壁に「抗う」力が強まっていくのかな、と思います。

今週はそんな感じです。