2020/10/5-10/11の星占い 蠍座

相談相手は時々、「通訳」のような役割を果たしてくれます。
「この人にこんなことを言われて、すごく悩んでいるんだ」と相談したとき「その人が言っているのは、悪い意味ではなくて、こういうことなんだよ」と「通訳」してもらって、「なるほど!」と気持ちが晴れることがあるものです。

相談相手が「通訳」できるのは、なやみのタネとなっている人物と、似たようなバックグラウンドを保っているからかもしれません。同じような立場にいたり、似た経験をしたことがあるからなのかもしれません。かといって、「なやみのタネ」の人物の肩を持ったり、あなたを非難したりすることはありません。その人は絶対的に、相談者であるあなたの味方です。

たとえば今週、上記のようなことが起こってもおかしくありません。
同じ言語を話していても、宇宙人のようにハナシが通じない相手というのはいるものです。でも、この時期のあなたは、「これはハナシが通じないな」と諦めてしまうのが、いやなのではないかと思うのです。そこで、誰かに相談したくなるのかもしれません。あるいは、その場にいた仲間や味方が、自然に仲介役を買って出てくれるのかもしれません。

「ハナシの通じない宇宙人のような相手」と、あなたが今、コミュニケーションをとろうとしているのは、それがあなたにとって、必要なことだからだろうと思います。簡単に諦めたくない理由が、あなたのなかにあるからだろうと思います。すぐに解り合える人とばかりつきあっていると、視野が狭くなる、という危機感が、あなたを突き動かすのかもしれません。あるいは「何か新しいことをしたい」「閉塞感を打破したい」という気持ちから、自分には理解できないものを持っている相手へと、惹きつけられていくのかもしれません。

今週はそれを後押ししてくれる「味方」に恵まれる気配があります。あなたを理解すると同時に、「ハナシの通じない宇宙人のような相手」をも理解している誰かの存在が、あなたに新しい未来を見せてくれるようです。