2021/5/31-6/6 全体の星占い

こんにちは、石井ゆかりです。
緊急事態宣言延長で様々な議論が巻き起こっています。星占い的には30日から双子座の強い水星が逆行スタート、もちろん「因果関係」ではないのですが、「遅延、混乱、蒸し返し、延期」等々、カンベンして欲しい、とため息がでるような「符合」です。ちなみに逆行終了は6月23日になります。

2日、金星が双子座から蟹座に移動します。入ってすぐ木星とトライン、ここはとても美しい、優しい愛に溢れる雰囲気です。吉星同士の強いトラインで、「なにかいいこと起これ!」と願わずにいられません。なにか!ちょっとでも!いいこと!!(涙)

さらに今週は、双子座太陽と水瓶座土星のトライン、蟹座火星と魚座海王星のトライン、山羊座冥王星のオポジションと、強めのアスペクトが次々に組まれていきます。特にトランスサタニアンと火星のメジャーアスペクトは「準備されてきたことが次々に実行に移される」というイメージもありますし、もっと言えば「溜め込まれたものにスイッチが入って現実的な動きへと発展する」という気配も感じられます。

トランスサタニアンにはそれぞれ意味合いがあるわけですが、どの星にもある種の「意外性」が組み込まれています。人間理性で補足しにくい部分、普段は隠されていて表に出てこない部分、見えないのにものすごく大きな潮流として全体を包み込んでいる力、みたいなものを象徴するのがトランスサタニアンと言われます。たとえば、子供がいたずらをしたのでびしっと叱って、ちゃんと反省したような顔をしているけれども、「心の中で何を思っているかわからない」というようなイメージです。あとで更にびっくりの行動に出て周囲の大人が度肝を抜かれる、みたいな展開も、珍しくはありません。純粋な荒ぶるエネルギー、本物の心情、「あるべき論」の枠組みでは補足できないこと。そういったことが今週、「本気出してくる」感じもあるかなあと思いました。

自分自身の中にも、そういうものがたくさんあります。気づかずにいると、それらがうねりくねる怒りのドラゴンのように自分を支配して、わけのわからない状況が生まれることもあるのだと思います。自分の怒り、自分の衝動、自分の不安。水風船の中にそうしたものがパンパンになっていないかどうか、慌ただしい日々の中ではとても難しいことではあるのですが、自分の心に触れてみる時間も大切なのかもしれません。

太陽と土星のトラインは、ものすごくバキッとした、ロジカルで意識的、太い骨組みの感じられるかたちです。蟹座から魚座、山羊座のある意味コントロールしにくい衝動の配置に対し、ここは「理性によるコントロール」がむきだしになっています。この配置を見ていて、深くワイルドなハートと、クールでシャープな頭脳。そんな人になりたいな、、なんて思いました。難しいです。

今週はそんな感じです。

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