2021/2/22-2/28 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。これを書いておりますのは19日で、私の周りではこのところまことに水星逆行チックなことが重なっておりますが、気のせいだなと思います。みなさまはいかがでしょうか。

21日、水星が順行に戻りまして、22日の週が幕を開けます。さらに25日に金星が魚座に移動するのですが、金星は魚座でとてもゴキゲンさんになると言われています。水星逆行抜けた!金星もわっしょい!そして!27日、乙女座満月!というわけで、今週は大変あかるい、かろやかな、愛情深い、やさしい空気がなだれ込んでくるようなイメージの週なのです。

とはいえ、この乙女座満月は牡牛座天王星とトライン、水瓶座土星とインコンジャンクトで、ちょっと複雑な、ボキボキと骨っぽいものもはらんでいます。乙女座の月については以前、「12星座の薬箱」という素敵な表現を見たことがあるのですが、ケア、キュア、といった言葉がとてもよく似合うのです。特に、傷や痛みが治っていくのは「時間薬」という言い方があります。瞬間的に解決しなくても、だんだんに、いつのまにか治っていく、というのが「時間薬」ですが、満月は「満ちる」タイミングなので、「時間薬の効果が表れた!」「いつの間にか治ってる!」といったことが起こりやすいのかなと思うのです。でもそれは決して「自然にそうなった」のではなく、土星的、あるいは天王星的な、人の尽力、忍耐、努力、信念に基づいた働きかけ、というものの作用が示されている気がするのです。

金星が水瓶座から抜け出すことで、年明けからの水瓶座集中タイムがかなり軽減されます。金星が抜けると水瓶座に3星で、最大6星までぎゅうぎゅうだった時間とのギャップがしみじみ感じられます。としあけからこのかた、一つのテーマに向き合って煮詰まってぐるぐるしていた人も少なくないかと思うのですが、今週を境にその「ぎゅうぎゅう」がふわっとさわやかに解体されて、物事を多方面から長め、少し相対化したり、長期的に捉えたりできるようになるかもしれません。先週もそんな感じはあったのですが、今週はそれがさらに加速し、明るさが増していくんじゃないかと思います。

今週はそんな感じです。