2020/9/21-9/27 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

新月明けて月が膨らんでいく、いきいきと勢いのある時間帯です。9/22が秋分の日で、星占い的には「新年(春分)から半年経過」の、折り返し地点的タイミングとなっています。今年は本当に特殊な雰囲気の年で、過去半年を振り返っても「非日常」感が非常に強いのですが、ここから次の春分までで一サイクル。ここまでに分かってきたことと、これから知りたいこととを一度整理し、改めて仕切り直して出発するような節目です。

さらに、水星も27日に蠍座に移動します。太陽の移動と水星の移動で、乙女座的な世界から軸足が「次」に移る感じがあります。今年の12月に、山羊座から水瓶座へ、地から風へのシフトが起こるわけですが、今週の星の動きは、そのシフトを彷彿とさせるところがあります。なにか、今年から来年への時代の節目を「ちょこっと暗示」するような出来事が、今週起こるのかもしれません。

とはいえ、水星の移動はあくまで週末。週の中程は、牡羊座火星と山羊座の星々と、Tスクエアを形成していきます。この形はとてもアクティブで、華やかで、力強く、ソリッドでもあります。バキバキ交渉していくような、とにかくダメモトでも話を投げかけていくような、さわやかな勇敢さが感じられます。

牡羊座火星-山羊座三星のスクエアは、2020年の後半を支配している大きな大きな力で、どこか、分厚い壁のような形です。バキバキの勝負、力ある者同士の闘いは、その全体が一つのカベのようにも感じられます。冷戦時代のベルリンの壁のようなイメージです。「対決」そのものが「カベ」になり得るわけです。その「カベ」に対して、水星と金星という、どちらかと言えば軽やかな、若々しく爽やかで、やわらかな力が、今週はけっこう大胆な形を作っていく感じがあります。

カベに生卵をぶつけてるような気配もありますが、それでも、たとえば押しも押されもせぬような権力者、支配者に、卵やトマトをぶつけるという戦法は、古来連綿と繰り返されています。で、けっこう不思議な効果があったりする、場合もあるのではないかと思います。もちろん、今週誰かに卵やトマトをぶつけると良い、と言いたいわけではないのです。ただ、「自分の力などは弱すぎて、ぶつけたとしてもなにほどのこともあるまい」と思って、言いたいことを引っ込めている人がいるなら、「いや、けっこう、効果あるかもよ」と言いたいのです。

水星は天秤座に位置し、天秤座の支配星は獅子座で、山羊座の三星・魚座海王星にyodを組んでいきます。天秤座・金星は愛と平和を象徴します。どちらかと言えば明るく、陽気で、ハッピーなのです。そういうハッピーさ、明るさ、楽観を、「カベ」にぶつけたとき、そこが軸とも契機ともなってなにかが動く、といったことがあるのかもしれません。

今週はそんな感じです。

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